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株式会社静科

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    静科の「ISO9001運用」について~再認証審査と改善の機会

    こんにちは、製造部岩崎です。

    今年のゴールデンウイークは平日と休みのかみ合いもあり、連休を繋げて長期休暇にする方も多いみたいですね。久々にどこか遠方に出かけたい気分もありますが、観光地はどこも人が大勢いるので、どこか静かな場所があればよいのですが。

    さて、静科では先日、外部監査機関により「ISO9001」の再認証審査がありました。今回はこの「ISO9001」をテーマに少しお話したいと思います。

    ISO9001とは品質を安定して保つための仕組み

    ISOという言葉は聞いたことがあっても、「実際には何をするものなのか、よく分からない」という方も多いかもしれません。

    ISO9001は、ひとことで言うと、品質を安定して保つための仕組みです。良い製品やサービスを継続してお届けするために、仕事の進め方を決め、確認し、必要に応じて見直していく。その流れを会社の中で回していくための考え方です。

    静科でも、品質方針を社内に掲示し、ホームページやカタログでも見られるようにしています。また、品質目標は登録簿で管理し、月例会議で共有しています。こうした取り組みは、認証のためだけに行うものではなく、日々の仕事をより良くしていくための土台になっています。

    「再認証審査」は、日頃の業務プロセスが機能しているかの診断機会

    ISO9001は、一度認証を受けたら終わりではありません。本当にその仕組みが続けられているか、きちんと使われているかを確認するために、定期的に審査があります。今回受けた再認証審査も、そのひとつです。

    審査では、ただ書類がそろっているかを見るだけではありません。品質方針や品質目標がきちんと決められているか、それが社内で共有されているか、問題があったときにどう対応しているか、改善につながっているかなど、会社全体の流れを見ていきます。QMSの適用範囲、品質方針、品質目標、文書管理、顧客満足、内部監査、分析及び評価、不適合と是正処置まで、幅広く確認する必要があります。

    つまり再認証審査は、「ISOを持っています」と言うための確認ではなく、普段の仕事の進め方がきちんと機能しているかを見る機会でもあります。残念ながら、どのような業種であっても最初から完璧な品質管理をすることは簡単ではありません。

    仕事の進め方は、お客様の要望、社内の体制、設備、材料、外部環境などによって少しずつ変わっていきます。そのため、一度仕組みを作ったからといって、それでずっと十分とは限りません。だからこそISOでは、問題が起きたときだけではなく、もっと良くできる点はないかという視点も大切にしています。静科のマネジメントレビュー記録書でも、「改善の機会」は確認項目のひとつとして挙げられており、ISO9001の適用に合わせて社内規程や文書体制を見直す機会でもあると整理されています。

    ISOは「取得」より「続けること」が大切です

    ISO9001というと、「認証を取っている会社」という見え方をしがちですが、それ以上に大切なのは、完璧を求めるだけではなく、今のやり方を見直して少しずつより良い形にしていき、その仕組みを日々きちんと運用し続けることです。

    品質方針を共有すること、目標を立てて進み具合を確認すること、問題があれば記録して見直すこと、内部監査やマネジメントレビューで改善につなげること。こうした積み重ねが、製品やサービスの安定につながっていきます。静科でも今回の再認証審査をひとつの機会として、あらためて日々の運用と改善の大切さを確認することができました。

    こういった取組みは、防音パネルや防音カバーをはじめとした静科の製品づくりや、現場ごとの騒音対策提案を安定して行うための土台にもなっています。これからも静科では、品質の維持と改善を続けながら、お客様に安心していただける製品・サービスの提供に努めてまいります。