Loading...

株式会社静科

ARTICLE

記事詳細

    業務用大型室外機の騒音対策~新設中の施設に「一人静タイプL」を使用した防音壁を施工

    こんにちは、ソリューション事業部の山田です。

    今週は非常に寒い日が続いていますね。弊社の所在地である厚木市では、普段あまり雪を見ることはありませんが、先日は久しぶりに雪が降り、冬らしさを感じる一週間となりました。

    さて今回は、東京都某所で新設中の施設において実施した、「業務用大型室外機の騒音対策工事」についてご紹介いたします。

    防音壁の仕様~低周波対策用に「一人静タイプL」を採用

    本案件では、新設中の建築現場にて、施設の4階バルコニーに業務用大型室外機が複数台設置される計画があり、稼働時の騒音が周囲へ与える影響を抑えることを目的として、防音壁の施工をご依頼いただきました。

    防音壁には、「一人静タイプL(厚さ42mm)」を採用しています。業務用室外機では低周波音が多く発生する傾向があるため、低周波域にも対応可能な仕様を選定しました。防音壁の形状は、「コの字型(8,400mm × 3,585mm × 高さ3,000mm)」とし、効率的に音を囲い込む設計としています。

    今回の案件の経緯~納期を最優先に短期間で対応

    本案件は当初、別の会社にて計画が進められていましたが、施工上のトラブルにより、当初予定していた納期に間に合わない状況となってしまいました。そこで、急遽、静科へご相談をいただき、対応させていただくこととなりました。また、ご相談をいただいた時点で、施設全体の工程はすでにタイトな状況でした。そのため、まずは現地条件や設置スペースを速やかに確認し、納期を最優先にした施工方法の検討を行いました。

    元々お客様側で、鉄骨を支柱とした強固な下地構造を採用されていたため、その構造を活かしつつ、サイズや納まりに合わせたパネル設計を行いました。パネルの固定にはITハンガー固定方式を採用し、現場での加工を最小限に抑えることで、短期間での施工を可能としています。

    施工期間は2日間~ITハンガーを使用し既設の鉄骨にパネルを取付

    施工期間は2日間で完了しました。初日は、防音パネルを設置場所である4階まで搬入する作業から開始しました。平ボディトラックの荷台から7mの吊りベルトを使用し、お客様にて手配いただいた大型クレーンで安全に揚重しています。屋上や高所での施工では、クレーンを使用するケースも多く、事前の段取りが重要となります。

    その後、パネルを取り付けるため、すでに設置されていた鉄骨に穴あけ加工を行いました。この作業では、発生する鉄くずを放置すると錆の原因となり、屋上防水の劣化につながる恐れがあるため、こまめな清掃を徹底しました。

    穴あけ加工完了後は、防音パネルの取付作業に移ります。パネルは事前に自社工場で穴あけ加工を行っているため、図面通りに位置を合わせ、ITハンガーで順次固定していきました。こうした工程を経て、防音壁が無事完成しました。

    ITハンガー(左)とITハンガー取付後の様子(右)

    新築案件のため、現時点では設備稼働による騒音測定は行っていませんが、「工期が短くなり助かった」「仕上がりがとてもきれい」といったお言葉をお客様よりいただいております。

    静科では、突発的な仕様変更やタイトな納期案件に対しても、現場条件に応じた柔軟な提案と、確実な施工で対応しています。新設・既設を問わず、業務用室外機や各種設備の騒音対策でお困りの際は、ぜひお気軽に、騒音相談WEBツールよりご相談ください。