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株式会社静科

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    小型ポンプの騒音対策~「一人静タイプD」を使用した5面体防音ボックスで約10~15dB低減

    皆さん、こんにちは。製造部のヅアンです。

    新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 今年は干支でいうと馬年ですね。 十二支は国によって少し違いがあり、ベトナムでは「猫」や「水牛」が使われています。一方、日本では「うさぎ」や「牛」が用いられており、それぞれの文化や歴史が反映されていて、とても興味深いと感じます。

    さて、本日は「小型ポンプ用防音ボックスの製作」についてご紹介したいと思います。

    お客様のご希望と対応

    今回、お客様から 「小型ポンプから発生する騒音を低減したい」 というご要望を受け、防音ボックスを製作しました。 現場を確認したところ、周囲への騒音影響を抑えることに加え、日常点検や配管の取り合いにも配慮した構造が求められていました。 そのため、防音性能だけでなく、作業性・保守性とのバランスを重視した設計としています。

    放熱を考慮した構造とパネル選定

    ポンプは運転中に発熱しやすく、密閉構造では内部に熱がこもる恐れがあります。 そこで本防音ボックスでは、換気用ファンを設置し、内部の空気を効率よく循環・排気する構造を採用しました。 また、防音パネルには放熱性能を備えた「一人静タイプD」を使用しています。

    遮音性能を確保しながらも、熱が滞留しにくい構造となっており、ファンによる送風と組み合わせることで、騒音低減と温度管理の両立を図りました。 防音対策においては、音を抑えるだけでなく、機器が安全かつ安定して稼働できる環境づくりが重要であり、今回の設計ではその点を特に意識しています。

    防音ボックス仕様

    • 使用素材:「一人静タイプD」、床なし5面体
    • サイズ:W590mm × D350mm × H440mm
    • 天板:開閉可能な扉構造
    • 正面下部:吸気口+ファン
    • 右側面:配管用開口 × 1ヶ所
    • 製作期間:1週間

    今回防音ボックスは、内部の空気が滞留しにくい換気経路を確保することで、発熱を伴う機器でも安定した稼働が可能な構造としました。 また、天板を開閉可能な構造とすることで、点検やメンテナンス作業もスムーズに行えるよう配慮しています。

    防音対策による効果

    防音ボックス設置後の確認では、ポンプ稼働時における騒音が、体感および簡易測定において約10~15dB程度低減していることを確認しました。 これにより、周囲への音の影響が抑えられ、作業時の負担軽減や作業環境の改善につながっています。 特に、連続運転時に感じられていた不快感が軽減され、現場での作業が行いやすくなった点は、大きな効果であると感じました。

    おわりに

    今回は、小型ポンプ用防音ボックスの製作をご紹介しました。 弊社では、標準仕様に限らず、お客様の現場環境やご希望に応じたカスタマイズ対応も行っております。防音・防振でお困りの際は、ぜひ騒音相談騒音相談WEBツールよりお気軽にご相談ください。今後も現場の声を大切にし、より良い製品づくりに取り組んでまいります。