一人静シリーズ×デザインソフト学習開始~付加価値向上への取り組み
みなさんこんにちは、製造部の横山です。
ここ数年でAIを利用する機会が増えてきました。これまでは一つのツールを中心に、使ってきましたが、改めて調べてみると、さまざまな分野に特化したサービスが、増えていることに気付きました。新しいものに手を伸ばし、活用できるようになった方が良いのだろうと思いながらも、最初の一歩がなかなか踏み出せないと感じることがあります。
余談はここまでにして、今回は、デザインソフトの学習を始めた理由についてご紹介いたします。防音パネルメーカーである弊社が、なぜデザインソフトの勉強を始めたのか。その背景と今後の展望をお伝えいたします。
展示会で感じたお客様の声
様々な要因はありますが、要因の中で最も多かったのは、展示会でした。工場の工作機械や、コンプレッサー向けの防音壁だけでなく、事務所やオフィス空間への導入を、ご検討される企業様が増えております。その際に少なくなかったご質問が、「防音パネルの色の種類は1つだけですか」というお声でした。
現在の一人静シリーズは、吸音面のシルバーと黒の変更は可能ですが、それ以外は基本的に1パターンのご提案となります。機能面では自信を持ってご案内できる一方で、意匠性の面では選択肢が限られていることを実感いたしました。
10年前の断念と今の可能性
実は約10年前にも、自社防音パネルへ印刷を施す試作を行ったことがございます。しかし当時は外注・内製ともに費用が高く、販売価格が大きくなりすぎてしまい、お客様にご提案できる現実的な水準ではありませんでした。
改めて印刷機を調査したところ、UV印刷による大型機であれば、自社パネル最大サイズの1000×2000にも対応可能であることが分かりました。インクジェット方式では吸音面のメッシュ穴が塞がり、吸音性能に影響が出る懸念がありますが、UV印刷であればそのリスクを抑えられる可能性があります。また、耐候性にも優れており、屋外の防音壁や大型室外機対策にも活用が期待できます。
性能を守るための検証
印刷データは主にAIデータ形式での入稿が前提となります。将来的に自社で対応するためには、IllustratorやPhotoshopの操作が不可欠です。現在はオンライン講座を活用し、基礎から一つひとつ学んでいる段階です。
まだ勉強を始めたばかりですが、将来的にはカタログやWebサイト、ECサイトのデザイン向上にも反映させ、製品の魅力をより分かりやすくお伝えできるようにしたいと考えております。
デザイン強化が生む価値
企業様には防音室や防音壁へロゴを入れるご提案を、個人のお客様にはお好みのデザインを印刷した吸音パネルをご提供できれば、騒音対策だけでなく空間づくりの一部として選んでいただける製品になると考えております。
自社でできることを増やし、お客様の選択肢を広げること。それが結果として一人静シリーズの価値向上につながると感じております。そして私自身も、できることを増やし、提案の幅を広げていきたいと考えております。
今回は、一人静シリーズのデザイン強化に向けた第一歩についてご紹介いたしました。弊社では、工場や事務所、住宅など設置環境に応じた防音対策をご提案しております。機能性だけでなく意匠性も含めたご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。騒音測定やお見積もりも承っております。騒音相談WEBツールからのご連絡もお待ちしております。
