静科で初の中学生職業体験を実施~社員も感じた学び
みなさんこんにちは、製造部の横山です。
毎年、今年こそは、と始めては、数ヶ月で終わってしまうダイエットですが、今回はなんと3ヶ月間続いております。少しずつですが効果も現れており、週に一度の体組成測定では、1週間の努力が数字で見えるのが楽しみになっています。この調子で続けて、学生時代の体型に少しでも近づければと思っていますが、もう3ヶ月ほどは頑張らないといけなさそうです。
今回は、静科で初めて実施した「中学生の職業体験」についてご紹介いたします。防音パネルの製造や音響測定など、普段なかなか触れることのない、ものづくりの現場を体験していただきました。
経緯と職業体験の内容
この取り組みは、弊社代表が行っている保護司活動を通じて、ご相談をいただいたことがきっかけでした。「社会で働くことを体験できる場をつくりたい」という思いに共感し、静科としても地域貢献の一環としてお引き受けいたしました。
今回の職業体験では、私・横山が製造体験を担当し、営業体験は営業スタッフが対応。計2名体制で全体のサポートを行いました。初めての試みということもあり、どのような作業を通して学びを得てもらえるか、社内で何度も打ち合わせを重ねました。
製造部では、弊社主力製品である、防音パネル「一人静シリーズ」の一部加工を体験していただきました。実際に工具を使いながら、パネルの構造や素材に触れてもらい、安全を最優先に、保護具の準備や作業手順の確認を徹底いたしました。
関連ページ:一人静シリーズ
営業部では、音の測定機を使用し、身近な音の大きさを数値で体感してもらいました。さらに、段ボールやプチプチを使って、簡易的な防音BOXを設計・組み立てる体験も実施。防音パネルの仕組みを学びながら、音を抑えることの難しさと面白さを感じてもらえたようです。
中学生の真剣な姿勢に驚かされて
体験に参加したのは6名の中学生2年生。私自身の中学生時代を思い出しながら、少し身構えていたのですが、実際は全員が礼儀正しく、話をよく聞きながら真剣に取り組んでくれました。説明の際には、専門用語に戸惑う様子も見られましたが、質問タイムでは「どうしてこの素材を使うのですか?」と積極的に質問してくれる姿勢が印象的でした。
また、機械でパネルや枠材を切断する作業を間近で見てもらった際には、より興味深くしてくれました。大型機械に触れる機会は、少ないようで、動作や切断の瞬間に強く興味を持ち、真剣なまなざしで見つめていた姿がとても印象に残っています。


初めて職業体験で感じたこと
今回の職業体験を担当し、計画から実施まで、大きな問題なく終えることができましたが、改善点も多く見つかりました。進行や、説明の準備に不足があった部分もあり、社会人として働く意義や、製造業の魅力を、もっと伝えられたのではと、感じています。初めての対応ではありましたが、せっかくの機会を、中学生の皆さんが、将来の選択肢を考えるうえでの一つの経験としてもらえるよう心がけましたが、次回では、今回の反省を活かし、さらに学びのある体験を提供できるよう、努めたいと思います。
弊社では、現場確認から騒音測定・設計・施工まで一貫対応し、それぞれの状況に合わせたカスタマイズ対応を得意としております。現場の状況や騒音源に合わせて、最適な防音設計をご提案いたします。どんな小さなご相談でも構いません。ぜひ弊社の「騒音相談WEBツール」よりお気軽にお問い合わせください。
