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銅製品粉砕機の防音室を施工@埼玉

 こんにちは、ソリューション事業部です。今回は粉砕機の防音室を設置いたしましたのでご紹介をさせていただきます。粉砕機に限らず機械の防音ではカバーや防音室にて対策を行いますが、音以外にも熱や搬入・搬出口、メンテナンス方法が非常に重要となります。同じ機械でもお客様一人一人の使用方法、メンテナンス方法がありますので、確認をしながら設計に反映していきます。開口部からの音漏れを懸念されるケースもありますが、基本的に弊社で製造しているハニカム構造不燃防音パネル「一人静タイプA」は吸音効果を高めた構造にしております。吸音効果により防音室内で発生した音が反響しにくくなり、外に漏れる音が低減できます。

 粉砕機防音はこれまでもいくつかご紹介してきましたが(プラスチック・樹脂製粉砕機防音対策)、今回は銅素材の粉砕機になります。電線などの銅素材は銅や被膜、ビニール材がついておりますので、これらを分離し純度の高い銅を回収する必要があります。粉砕機により様々な機能がありますが、付属の排水による水の浮力と水流を利用することで銅と他素材を選別できるそうです。素材自体が濡れてしまうので、乾燥機やベルトコンベアーなどを使用しますが、稼働時にブロアーなどの音が発生してしまいますので当社に対策のご依頼をいただきました。今回の場合は音以外に以下の対策・対応が必要となりました。

① ベルトコンベアーが通るので開口部を設けたい

② 内部の可視化

③ モーターベルトの交換が必要なため、人が入れるスペースを設けたい

④ モノが詰まった際、上部から点検する必要があるため、上部を取り外し式にしたい

 

 お客様へのヒアリング、現場確認、現地採寸を終えた上で弊社工場で防音パネルを製作し、防音室に加工し仮組をします。仮組を行い全体の重みによるひずみや不具合がないかを確認します。仮組時に写真をとり、設置後にお客様ご自身で解体や組み立てができるように仕様書を作成いたします。大きさや仕様にもよりますが、基本的には専門の業者でなくとも組み立てができる仕様で対応を行っております。設置後の測定を行ったところ、95db→80dbとなりました。85db以上は耳栓が必要なレベルとして労働安全のガイドラインで定めらておりますが(工場内騒音測定のポイント)、無事その基準をクリアすることができました。当社では防音設備を導入する前に、使用状況のヒアリング、現場確認を重視しており、設置した後にメンテナンスがしやすい仕様を重視しております。騒音でお悩みのお客様は「お問い合わせ」よりご相談くださいませ。

施工前設備

 

 

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