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発電機騒音に防音壁を施工~敷地境界線をクリア@青森県

こんにちは、ソリューション事業部です。今回は発電機の防音壁を設置しましたので対策までの流れをご紹介させていただきます。

敷地境界線での騒音規制を守った上での設置が義務付け

工場や公共施設では非常時に備え発電機を設置しております。しかし、非常時と言えども設置前には騒音の確認を行い、敷地境界線での騒音規制を守ったうえでの設置が義務付けられております。

また、設置前に管轄の市や県に届け出を行い、騒音が問題になりそうであれば防音対策を計画しなければなりません(参考:騒音規制法 また、発電機に限らず、室外機も同様)。大型の発電機となると設置できる箇所は屋外であまり人がいないところに設置するパターンが多いため、大体は敷地境界線付近の設置になります。

発電機メーカーによる騒音測定値をベースに設置計画

設置前の状況なので、実測値による騒音測定はできません。しかし、大体の発電機は事前にメーカー側で測定を行っておりますので、それをベースに設置計画を立てることができます。まずは距離減衰の確認です。

設置場所と敷地境界線の距離を確認することで、どれくらい音が小さくなるかを確認します。この時点で、規制値より下回っていることが分かれば問題ありません。しかし、距離減衰を加えても規制値を下回らない場合は防音壁や防音BOXによる対策を検討する必要があります。

設置前の段階で騒音シミュレーションを行います

当社では設置前の段階ではメーカー側測定の騒音測定と設置場所、敷地境界線までの距離に基づき、防音壁を立てたらいくつになるか騒音シミュレーションを行います(参考:防音壁施工前の防音効果シミュレーション方法)。騒音源の種類により低減値は変わりますので、騒音源に合わせた防音壁を提案させていただいております。

発電機の場合、高音よりも低音の問題があるため、低周波吸音パネルの一人静タイプLをおススメしております。防音壁にもいろいろな種類がありますが、全面を囲うことができませんので吸音効果の高いパネルを選ぶことがポイントです。

低周波音の吸音効果が高く屋外使用も可能な弊社の吸音パネルを使用

吸音ができないコンクリートの壁やALCは音が反響して逆効果になります。また、タイプLは表面にアルミ素材を施しておりますので、錆・腐食に強く屋外に設置しても耐久性が高い防音パネルです(参考:防音壁、防音パネルの耐久性比較)。

国土交通省の不燃認定も取得しておりますので、あらゆる現場での設置に対応できます。施工方法は現場環境に合わせて様々ですが、基礎と鋼材にパネルをはめていき施工をしてまいります。

騒音測定・シミレーション・現地施工など様々対応可能です

既設の発電機で境界線の問題があれば、実際に稼働してもらい騒音測定を行った上で対策を検討してまいります。当社では対策の用途に応じ 、JIS規格に基づく測定方法や測定器、またシミュレーションや現地での施工も行っておりますので、お問い合わせよりご相談くださいませ。

施工前
施工後の内部
後付けの基礎と鋼材