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防音壁施工前の防音効果シミュレーション方法

2015-11-23 ブログ

この前おこないましたセミナー内容を紹介いたします。よく高速道路でも目にする防音壁、これの高さはどのように考えられているのでしょうか?

実は40年ほど前に考案された計算式を基に防音壁の高さや効果の検討がされているようです。この計算式結果を前川教授が実験してまとめた前川チャートにあてはめると減衰量がでてきます。この計算式がlogを用いており、弊社の理系スタッフもタジタジですが、現在必死で勉強中です。

 

さて、この計算値は音の回析(回り込み)を考えていますが、周囲の反響音は考慮に入れておりません。当たり前ですが、高速道路の様なコンクリートエリアと、周囲に森林が生い茂っている工場とでは音のまわり方が変わってきてしまいます。そのため、実際のシミュレーション時には出来るだけ余裕値を見た計算を行います(これは、より難しい状況を考えての計算です)。基本的には図の様に音源と受音点、防音壁の高さによって決まりますが、音源と受音点の距離が遠ければ遠いほど、防音壁が高いほど減衰量は大きくなります。

ほとんどの騒音エリアでは音源と受音点の距離は変えることが出来ませんので、この「防音壁の高さ」の変更により防音効果を出していきます。防音効果は基本的には「透過損失」という防音材量の遮音性能を参考にします。しかし、上記の様に回析時の反響までは考慮されていませんので、その部分を補うために吸音材が必要になります。吸音効果が高ければ高いほど回析時の反響音もなくなるので、よりシミュレーションに近い効果が出せます。

 

一人静シリーズの「一人静 タイプAプレミア」は国土交通省のNETISに登録されております。薄型軽量で既存の防音壁よりも幅広い吸音効果を持っておりますので、よりシミュレーションしやすく効果を発揮しやすいと思います。是非ご参考くださいませ。

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