Loading...

株式会社静科

ARTICLE

記事詳細

    3D Systems社製3Dプリンターを防音BOXで静音化@三鷹市国立天文台 

    こんにちは、ソリューション事業部です。今回は吸音材Esprit Lifeを使用した3Dプリンターの防音対策をご紹介いたします。

     

    大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台では宇宙の様々な模型を製作するために3D Systems社製3Dプリンターを導入されました。複雑な形が多いため、1個の制作に1日費やすことが多いため、稼働時の音が施設全体に響いておりました。結果、来館者が音に驚いてしまったり、就業中にも耳障りで集中できない、などのケースがあり、防音対策をご依頼いただきました。通常は耐久性を考慮して「一人静タイプA」でプリンター用防音BOXを製作しますが、今回は音の周波数が高音域に集中していたことと、簡易化を希望されましたので Lifeを用いることにしました。3Dプリンターより一回り大きい大きさのカバーを製作し、内側にを取り付けました。今回は中が見えなくてもいい仕様でしたが、正面からスイッチ、USB、材料入れ替えができるようにビスで取り外しができます。女性でも正面が取り外しできる重量に仕上がりました。防音BOX設置後の稼働音は約15dbほど低減し、今まで響いていた音も軽減したのでお客様、及び館内の方より驚かれました。

    Esprit Lifeは中高音域の吸音効果に優れ、裏面に接着シールがついております。単体では遮音性能がありませんので、必ずケースや別途BOXを製作し内側に貼り付けてください。また、Amazonでも現在販売されておりますので、個人のお客様でも購入が可能です。ケースまで含めたお見積りや防音相談がございましたらお問い合わせよりお申し付けください。

     

    正面開放が可能

    ビスで取り外しが可能