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幼稚園内に吸音材を取りつけ、残響時間&騒音を低減@東京豊島区

 こんにちは、ソリューション事業部です。今回は幼稚園の吸音対策をご紹介させていただきます。

 たびたびブログでも取り上げさせていただいておりますが、幼稚園の騒音対策は外に聞こえてしまう音は防音壁以外で室内での対策でも軽減をさせることができます。屋外で防音壁を立てる対策を厚生労働省で推進しておりますが、外観上の圧迫感や施工をするスペースなど限定をされてしまいます。今回の場合は、室内の反響時間を変えるだけでなく、室内の雰囲気も変えることができますので園児だけでなく、先生方にも環境改善を提供することができます。

 対策に当たっては下記の流れを推奨します。

① 残響時間測定 : 現状の響く時間と響きやすい周波数を確認する

② 吸音材選定  : 響き安い周波数を抑える吸音材を選定します

③ 仕様・色の確認 : 壁に取り付ける、パーテーションに取り付けるなど設置個所・用途に応じた仕様を検討。また、色の確認をおこないます

④ 施工後の確認 : 施工前と同じ条件で残響時間を確認 

 

 対策前は500Hzと1000Hz部分が標準時間よりも響いておりました。園児の声がこの部分の周波数帯なので、内部でお遊戯をすることで外に聞こえるだけでなく、室内の先生方の声が聞こえにくくなる可能性があります。対策後は、約半分の時間に低減でき、先生方にも好評を得ました。また、施工時間は約40㎡で壁と可動間仕切りに設置する内容でしたが男性3人 1日で終わることができました。色に関しても、森林の中にいるような空間になった、と評価いただきました。また、今回は吸音としての役目ですが、簡単に壁から取り外せるので非常時の簡易マットとしての使用も可能です(吸音材はグラスウールなど使用していないので、肌にチクチクもしません)。

 既存の幼稚園内で使用できますので、現在ご利用の幼稚園、今後計画している新規施設にも対応できます。ご相談がございましたらお問い合わせよりお申し付けくださいませ。

Tが残響時間、αが室内吸音率。Tの数値が大きいほど響きやすく、αが大きいほど吸音しやすい

施工後測定風景