現地調査・騒音測定事例をご紹介~騒音測定後に適切な対策方法をご提示いたします
こんにちは、ソリューション事業部の山田です。
今回は、4月に出展した「ものづくりワールド名古屋」という展示会にて、来ていただいたお客様の現地調査、騒音測定をさせていただいた話をさせていただこうと思います。
「騒音障害防止のためのガイドライン」遵守のための騒音測定
まず、日本には「労働安全衛生法令」があり、その中に「騒音障害防止のためのガイドライン」というものがあります。こちらは、作業にあたり生じる音による労働者の騒音障害を防止する目的で設定されています。騒音障害とは、騒音によって内耳の感覚細胞が障害を受け、難聴や耳鳴りなどの症状を引き起こす状態を言います。特に、85デシベル以上の騒音に長時間さらされると、発症のリスクが高まると言われています。
この為、事業者には騒音測定、騒音レベルが85デシベル以上の場合は対策が求められています。今回、現地調査、騒音測定をさせていただいたお客様は、機械の音が85デシベル以上の現場や、測定はしていないものの、音が大きく対策が必要だと判断されていました。
騒音測定事例①:モーター音
今回行った測定の中での事案を紹介させていただきます。1つ目は、モーター音です。機械は様々ですが工業機械のモーターとなると、力が大きい分、音も大きいです。その中でもブロアモーターのお問い合わせは数多くいただいております。ブロアモーターは低い音(低周波)が大きく、対策には防音材を厚みや重さで対応することが一般的です。しかし弊社のパネル「一人静 タイプL」では独自の技術と製法により、厚み70mm重さ㎡あたり17kgで音を低減させます。

騒音測定事例②:エアー音
2つ目は、エアー音です。こちらも発生する機械は様々ですが、音が高く、耳の痛みを感じやすいことが多いです。高い音は、音の力が弱く、吸音、遮音をすれば取りやすい音です。弊社のパネル「一人静 タイプA」は、吸音面で音の響きを無くし、遮音面で外に漏れないようにする為、充分な低減が出来ます。

調査・測定は全国対応しています
今回の現地調査、騒音測定は、愛知県、岐阜県、滋賀県を訪問させていただきました。弊社の所在地は神奈川県にありますが、日程の調整をさせていただければ、全国対応しております。詳細はわからないものの、音が大きい気がするので、調査して欲しいという相談にも対応いたします。騒音測定をし、音の種類や大きさをお伝えした上で、適切な対策方法をご提示いたします。音に関するお悩みなどございましたら是非一度ご連絡下さい。
お知らせ
次週の5月28日~30日に開催される「2025NEW環境展/地球温暖化防止展」に出展いたします。是非ご来場下さい。