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株式会社静科

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    飲食店内のカラオケ騒音対策~窓枠に設置する取り外し可能な防音パネルを制作

    こんにちは、製造部のIです。

    先日、会社内に野良猫が迷いこんでしまうというちょっとした事件がありました。数人で捕獲を試みるも、あまりの素早さに捕獲班もたじたじで、しまいには頭を踏み台にジャンプして逃げられる始末・・・。しばらくして気配がなくなったのでどうやら自力で逃げ出せたようです。可愛いなと思った反面、段ボールをかじられるなど面倒ごとも増えたのがなんとも言えないところです。

    さて、本日は先日パネルの製作・設置を行った「飲食店用の窓防音」についてご紹介したいと思います。

    窓防音の方法

    通常の生活音であれば特に気にする必要はありませんが、楽器を演奏するなど音楽を楽しむお部屋に窓がある場合には対策が必須です。また、工場の場合は機械騒音が窓から屋外へ漏れることで、近隣住民とのトラブルになりかねません。

    窓の防音にも様々ありますが、簡易的であればプチプチや防音シートを窓に貼る方法、もう少し手を加えるとサッシそのものに防音シートを貼ったり隙間をテープで埋める方法もあります。さらに本格的にやるのであれば窓を二重サッシにしたり、窓枠の内側に防音パネルをはめ込む方法が効果的です。

    カラオケ騒音対策用に窓に防音パネルを設置

    本案件では、飲食店内にカラオケ機能をつけるために防音したい、というお客様のご要望もあり、窓枠の内側にパネルをはめ込む方法で近隣への騒音対策を行いました。上記の写真が実際に設置した窓防音パネルの様子です。仕様としては以下のようになります。

    • 防音材には幅広い周波数帯域に対応可能な「一人静タイプA」を使用
    • 取手が両端に付いており、不要時には取り外しが簡単に可能
    • クッション材を周囲に取付けることで窓枠の歪みにも対応
    • 天面と床面でコーナーの出っ張りの大きさが異なった為、厚さの異なる角パイプを背面に仕込んでパネルの水平を確保

    設置個所が木造建築ということで窓枠の歪みが予想されたため、設置現場に事前に伺い窓枠などの細かい採寸をした上でパネルを制作致しました。特に天面と床でパネルに当たる位置が変わるのは頭を悩ませましたが、厚みの異なる角パイプを上下に仕込むことでなんとか隙間なく綺麗にはめ込むことができました。

    防音効果について

    現場が内装工事中ということで、実際の騒音測定はできなかったのですが、過去に同じような条件で社内実験を行っており、低減データが残っています。

    実験の方法としては、部屋内の窓サイズに防音材をカットして設置し、スピーカーから出る騒音を測定器で測るやり方です。測定パターンは大きく2種類で、部屋内にスピーカーを置き外で測るパターンと、屋外にスピーカーを設置して部屋の中で測定するパターンです。

    こちらの実験データによると、タイプAを壁に当てるだけ(隙間埋めなどは無し)でも8~11dB低減することが分かります。窓自体の遮音効果に加えて更に追加の10dBなので、体感的にもかなり音が下がったな、という印象を受けます。

    このように、後からワンポイントで防音する場合にも一人静シリーズの使用はとても有効です。高い防音性能を誇りながら、持ち上げが簡単にできる軽量さがある点も大きなメリットとして挙げられます。

    過去の記事でも、窓に関する防音についてご紹介させて頂いておりますので、ご興味のある方は合わせてご覧になってみてください。