室外機の低周波騒音対策~基礎の無い場所へ防音壁を施工
こんにちは、ソリューション事業部Hです。
今回は、室外機の低周波騒音を防音壁の新設により低減させた事例をご紹介致します。
基礎の無い場所への防音壁設置
今回の防音壁設置は、基礎コンクリートがない場所への設置でした。この様な場合は基礎の新設を行うか、周辺で強度を取れそうな架台を利用する必要がございますが、今回は一部基礎コンクリートを新設するという方法で設置しました。
防音壁寸法が幅3000mm×高さ2000mmでしたので、今回は一部基礎コンクリート新設という形で対応が出来ましたが、大規模な防音壁の場合は重量が増すため、しっかりとした土台(基礎や架台)が必要となります。
低周波騒音を『一人静タイプA』にて対策
室外機の騒音対策ということで防音壁を新設しましたが、今回は中高周波向きの「一人静タイプA」にて対策を行いました。
こちらの一人静タイプAは、中高周波向きの防音パネルではあるものの、実は低周波から高周波までを一律にして吸音できる特徴がございます。
低周波向きパネルの「一人静タイプL」という製品の方が「一人静タイプA」に比べ低周波吸音に優れてはおりますが、例えば『あと5㏈くらい対策したい』というお客様や、低コストにて価格相応の対策をしたい場合は、低周波騒音を「一人静タイプA」にて対策させて頂く場合もございます。
今回、低減数値としましては、約-10db程の効果があり、お客様にも喜んで頂けました。
弊社の防音パネルが選ばれる理由
弊社の防音パネルは他社の防音パネルと比べて、耐久性や現場に応じた対応力に長けております。耐久性面では、グラスウール製他社製品の場合、取付から2~3年程度で中の構造が劣化し、メンテナンスをしなければなりませんが、弊社の防音パネルは15年以上メンテナンス無しでのご利用が可能です。ですので長期的なご利用を考えている場合はとてもおすすめです。
また、様々下記の様なタイプの防音パネルを用意している為、お客様の現場に応じた対応が可能です。
上記のように、お客様の現場環境に適切な防音パネルを選定させていただきます。
いかがでしたでしょうか。今回は防音壁の施工事例をご紹介いたしました。
弊社では防音壁の他にも、防音BOXや音響測定、更にはOEMのご依頼なども承っておりますので、まずはご気軽にお問い合わせください!