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有機顔料や合成樹脂を取り扱う化学メーカー様のクリーンルーム内を静音化~冷却装置(チラー)用防音ボックスを制作

製造部Iです。

テニスのウィンブルドン選手権、日本の錦織選手がベスト8を決めましたね。次はベスト4を掛けて現役の”レジェンド”、フェデラーとの対戦です。過去の対戦成績は錦織の3勝7敗とやはり分が悪いですが、直近の対戦では勝っており、好ゲームが期待できると思います。

さて、本日の記事では先日製作・出荷致しました「冷却装置(チラー)用防音ボックス」をご紹介したいと思います。

クリーンルーム内の冷却装置用に防音ボックスを設置

今回の案件は、有機顔料や合成樹脂を取り扱う化学メーカー様よりの騒音対策依頼で、クリーンルーム内の冷却装置(チラー)用の防音ボックスを納品致しました。対策前は冷却装置より70dbの音が出ており、さらに室内での反響の影響も加わることで数値以上の負担が作業員の方へ掛かっていたようです。そこで、防音ボックスにて機械の周囲5面を覆うことにより静音化をしたい、とのご相談でした。

防音ボックスの仕様

 

  • 中高音域の防音・吸音に優れた「一人静タイプA」をパネルに採用
  • 外寸が幅800mm×奥行き600mm×高さ600mm程のサイズ
  • 冷却装置の操作盤の確認/操作用に、前面上部に開閉可能な扉を取付
  • 機械の熱溜まり対策に吸気/排気用のファン及び消音用のファンカバーを取付
  • さらなる熱対策として、ボックス下部を数センチほど浮かせるゴム脚を取付(取り外し可能)
  • パネル側面に配線通し用の切欠き

 

ポンプやモーターなどと同様に、冷却装置も放熱量の多い機械の一つです。以上のように熱対策には十分気をつけてはいますが、それでも尚熱が気になる場合は、パネルに放熱性能の高い「一人静タイプD」を使うことでより高度な熱対策も可能です。

防音性能に関して、社内での簡易的な実験では17d~21dB程の音の低減を得られました。お客様によると、騒音減が70dBとのことでしたので、十分な低減値を出すことができたと思います。後日お客様より、「防音性能にとても満足している」との感想を頂きました。

ボックスを機械の上から被せて簡単設置

今回のボックスは成人男性二人で持ち上げることができるサイズ感ですので、機械の上から蓋の用にかぶせることで簡単に設置が可能となっております。また、より大きいサイズの防音ボックスや防音部屋の場合、輸送の安全性上ボックスを一度分解してパネル材として出荷致します。その後、現場にてパネル同士を専用の枠材で繋ぎ合わせ、ドライバーでビス止めすることで設置することができます。

サイズや仕様により出荷方法や設置方法は異なってきます。もし何かご不明な点やご要望がございましたら、可能な限り対応致しますので、事前にご相談ください。

前面上部が開閉可能