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株式会社静科

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    2017-09-14

    よくある一般のお客様からのお問い合わせ~隣室・隣家の防音対策について

    製造3号です。

    一般のお客様から、隣室からの音(話し声や普段の生活音)がうるさいため対策をおこないたい、というお問い合わせが多く寄せられます。隣室の音の対策を弊社の製品で行う場合、反響音を抑えることのできる吸音材「一人静Esprit」「一人静Esprit Life」「一人静Grace」をご紹介させて頂いております。

    壁に吸音材を取り付けることにより、室内反響音が低減でき音の聞こえ方に変わり、隣家隣室の音を低減することが可能になります。使用して頂く吸音材は、聞こえてくる音の高さによって使い分けて頂けば良いかと思います。

    高い音→一人静
    話し声などの中高音域→一人静など

    壁に吸音材を取り付けることで低減が予測されますが、より効果的に利用する場合、「遮音シート」などと組み合わせて使用して頂くことで、音の透過を減らすことが可能だと考えられます。賃貸では壁に直接取り付けることが難しいかと思いますので、「マスキングテープ(剥がしても跡が残りにくいシール)」などを利用して取り付けをおこなうことで、なるべく壁を傷つけることなく設置が可能です。

    設置順
    壁 → マスキングテープ → 遮音シートなどの遮音材 → 一人静Espritなどの吸音材

    上記の順での設置をお勧めしております。また、隣家や隣室に向け吸遮音パネル(一人静タイプAや遮音板に吸音材を貼り付けたDIY吸音遮音パネルなど)を建てることも一つの方法です。

    最近では赤ちゃんの泣き声についての対策のお問い合わせがございました。対策として過去に弊社の製品を利用して頂いたことがあります。その際は「一人静」を利用して頂きました。一人静Graceは布で覆われている製品で、「一人静Esprit」や「一人静Esprit Life」と比べ、発塵性が少なく、赤ちゃんが吸い込んでしまったりする恐れはございません。もちろん「グラスウール」などは発塵し、体内に入る恐れもありますし、触れただけで肌が痒くなる恐れもございますので、そのような環境での使用は絶対にお勧めいたしません。過去の対策例としては、ベッドに市販のアクリルボードをコの字型に設置し、そこに弊社の「一人静Grace」を取り付けるという方法でした。

    赤ちゃんの泣き声は何かのメッセージでもあるので、完全に聞こえなくすることは対策として間違っているかと思いますが、吸音材を使用することで反響音が抑えれられ、泣き声の低減ができることで、より豊かな生活が出来るのではないかと思います。