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株式会社静科

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    大学の実験室など研究環境の静音化~観音扉式の防音ボックスを納品

    製造部②号です。本日ご紹介するのは、某大学の実験室向けに納品した防音ボックスとなります。

    今回の防音ボックスは、マウス(ラット)を使った実験研究にて、外部よりの音の影響を最小限にしたいとのご要望を頂き、ご注文頂きました。ボックスは実験台の上に乗り、かつ実験器具が入るサイズということで、寸法・仕様はオーダーメイドにて製作。普段の使用の際の利便性を考慮し、正面は観音扉仕様となっております。また、ボックスの側面には実験機材用の配線口(防音仕様)も完備しているので、配線による遮音性能への影響は最小限に留められています。

    今回のように箱内部で実験を行う場合、壁面が遮音性能しかない素材ですと音が反響して増幅してしまい、実験結果に大きな支障をきたす可能性が高くなります。しかし、弊社の防音ボックスは遮音性能(音を遮る力)だけでなく吸音性能(音を吸う力)がとても優れているため、箱内は簡易的な無響室状態となり、音の反響による悪影響は起こりません。今回のように生体を用いた実験の際には、音のような外的要因による作用を防ぐことは結果に関わってきます。

    過去にも大学への製品の納品実績は多数あり、工場や機械音だけでなく、学校や研究機関でのご利用も増えてきています。
    静かな環境作りをお求めの際は是非弊社までお問い合わせ下さい。

    観音扉式