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クリーンルーム内で使用可能~フィルム製造機械の吸音対策@愛知県

こんにちは、ソリューション事業部です。年末も近づいてきましたが、おかげさまで来週も出張が続いております。さて、今回はクリーンルームの騒音対策をご紹介いたします。

クリーンルームは微小なほこりを極限まで少なくした作業室になります。塵を発生させることはもちろん、外部からの異物侵入も防がなければなりません。空気の清浄度によってクラスが異なります。半導体や液晶パネル製造においては、微量なチリが大きな障害をもたらすことになり、食品や電化製品、精密部品など現在の私たちの生活には必要な設備になります。ただし、その反面必要最低限の設備しか置けなくなります。

もちろん騒音が発生した場合は、労働基準の安全ガイドラインに則り対応しなければなりませんが、従来型の防音パネル、吸音材では発塵してしまうためクリーンルーム内部では使用ができません。コーティングしたウレタンも劣化してボロボロになってしまいます。

今回ご相談いただいたのは高性能のフィルムを製造している工場様になります。フィルムは製造過程上チリが付着すると製品として成立しません。騒音測定を行ったところ高音が発生しますので、フィルム製造機械周囲に一人静 タイプZを設置しました。

一人静タイプZは表面に極薄のフィルムを取り付け吸音する構造になっております。通常はフィルムが邪魔して吸音できませんが、特殊構造を採用し、500~2500Hz部分の中高音域の吸音に優れたパネルになります。クリーンルーム内に設置しますので、事前に仮組を行い、電気、配線か所の切り欠きを行いました。

写真のように、パネルをフレームに取り付けることで、簡単に組み立てができます。ほぼオーダー寸法になりますので、実際の現場を確認し対応させていただいております。

クリーンルームでは施工など特別なノウハウも必要ですので、ご相談がございましたらお問い合わせよりお申し付けくださいませ。