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マンションの貯水ポンプモーターの騒音対策~騒音測定を行い対策方法を検討

ソリューション事業部です。最近はマンションからのお問い合わせが増えてきております。外に設置してあるポンプや室外機、上階、隣の音など。

今回は先日対応させていただきました、マンションピット内の貯水ポンプ騒音対策をご紹介いたします。

貯水ポンプの騒音状況について

集合住宅ですと、屋上や地下に貯水ポンプがあります。大体がコンクリートで囲まれているので内部は非常に反響します。この真上、もしくは真下に部屋があると、もろにこの稼働音が響き聞こえてしまいます。今回は水道使用時にポンプのモーターが動くため、お昼や夜間にモーターの出力が激しくなり騒音になっております。また、配管がつながっているため、モーター単独だけでなく、配管への対策が必要です。

騒音測定を行い騒音の周波数を分析

対策方法を行う前に、まずは必ず騒音測定を行います。騒音レベルだけでなく、周波数を分析しないとどの部分が騒音の原因になっているかわかりません。元々はモーターにグラスウールで製作したパネルと、遮音シートを3枚重ねていたようです。

しかし、グラスウールは厚さ30mm程度なので800hz部分、遮音シートは1000Hz部分の対策のためモーターの根本的な騒音には対応できておりませんでした。測定の結果、今回は250~500Hzが最もうるさいため、この部分に適応できる一人静 タイプLでBOXを構成しました。また、配管が通るので、円形にくりぬいたパネルを側面と天井部に設置します。結果、固定されているポンプにもうまく設置でき、約10dbの低減が見られました。

マンションの場合、施工時での周囲へのご理解や共用部分への対策など、個人では対応が難しいと思いますので、個人でのご相談前に管理会社や組合を通してのご検討をおススメいたします。

配管部分にパネルを設置

配管部分にパネルを設置

パネルを重ねることで配管部分以外を囲えます

パネルを重ねることで配管部分以外を囲えます