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株式会社静科

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    超音波洗浄機の騒音対策@長野県~既存の設備に吸音材を使用しコストも削減

    ソリューション事業部です。超音波洗浄機の騒音対策を行いましたのでご紹介いたします。

    用途によってですが、超音波は発生する音波によって振動をおこし、水中に無数の気泡を発生させます。発生した気泡が破裂することで、製品に付着した汚れを落とすそうです。よく、眼鏡屋さんの前で見かけますが、あの機械よりも大型のものをご想像ください。

    ※今回は写真撮影NGでしたので、製品写真の掲載のみになります。

    コストを抑えた手軽な防音対策を採用いただきました

    さて、超音波洗浄機という名称の通り、10kHz(10,000Hz)以上の騒音が発生しておりました。騒音レベルは103db、10KHz付近は90db以上が発生しておりました。機械の近くで作業する場合は非常に耳障りです。

    通常は「一人静タイプA」など、吸音と遮音をもった防音パネルで防音ボックスをつくり、内部に洗浄機を入れますが、今回はよりコストを抑え、手軽に対策が方法を採用頂きました。すでに、防音仕様ではない洗浄機用の箱がありましたので、この内部に弊社製品「一人静 Esprit(エスプリ)」を取り付けました。「一人静Esprit」は高音域の吸音に特化しており、厚さも15mmと薄型です。また、裏面に粘着シートがついているので、壁やその他設備などに、簡単に取り付けることができます。

    カッターで切り貼りして簡単に取り扱える吸音材です

    お客様側で、カッターだけで切り貼りして設置して頂きました。吸音材によって高音域を抑え、外に漏れる音を軽減でき、洗浄機用箱のままの騒音レベル93dbから83dbまで落とすことが出来ました。このように、既存の設備と合わせるて騒音対策・施工を行うことで、コストを抑えて対処することも可能です。

    また、弊社は防音材販売だけでなく、施工まで対応しております。ご相談がございましたらご遠慮なくお申し付けくださいませ。

    裏面に接着シールが付いています