Loading...

株式会社静科

ARTICLE

記事詳細

    2026-04-08

    【騒音対策TIPS】大掛かりな工事の前に確認すべき「低コストな改善策」4選

    皆様こんにちは。製造部の大澤です。

    工場騒音や設備騒音の対策というと、防音パネルで囲う、防音工事を行うといった大掛かりな対策をイメージされる方も多いかと思います。

    もちろん、こうした対策は非常に有効ですが、実際の現場ではその前に見直すことで改善につながるケースも少なくありません。

    今回は、大きな工事に進む前に確認しておきたい「低コストで取り組める改善ポイント」をご紹介します。

    ① 設備の設置状態を見直す

    まず確認しておきたいのが、設備の設置状態です。

    例えば、

    ・架台の固定が緩んでいる
    ・アンカーボルトが適切に締結されていない
    ・設備と床の間に隙間や偏りがある

    といった状態では、振動が不安定になり、余計な騒音が発生することがあります。

    実際の現場でも、ボルトの締め直しや設置状態の調整だけで、体感的に音が落ち着くケースも見られます。

    ② 不要な共振部材を減らす

    設備周辺にある部材が音を増幅しているケースもあります。

    ・薄い鉄板カバー
    ・配管の支持不足
    ・ダクトやパネルのバタつき

    こうした部材は振動しやすく、音を「増やす側」に回ることがあります。

    軽く手で触れたときにビリビリと振動する部分があれば、補強や固定を行うことで音の低減につながる場合があります。

    ③ 開口部や隙間を整理する

    配管隙間埋め

    音は小さな隙間からでも抜けていきます。

    ・ケーブルの通し穴
    ・配管まわりの開口
    ・扉やパネルの合わせ目

    こうした部分がそのままになっていると、せっかくの対策効果が十分に発揮されません。

    簡易的なシール材やパッキンを用いるだけでも、音漏れの低減につながることがあります。

    ④ 音の逃げ道を把握する

    騒音は、必ず「出ていく方向」があります。

    例えば、

    ・開放されている一面から音が抜けている
    ・反射して別の方向に回り込んでいる

    といったケースです。

    実際に現場で位置を変えて音を聞いてみると、「ここだけ大きい」と感じるポイントが見つかることがあります。その方向に対して簡易的な対策を行うだけでも、効果が出る場合があります。

    低コスト改善で変わることもある

    こうしたポイントは、比較的手を入れやすく、大掛かりな工事を行う前に確認しやすい内容です。

    もちろん、これだけですべての騒音問題が解決するわけではありませんが、無駄な工事を防いだり、対策の方向性を整理するきっかけになることもあります。

    一人静シリーズとの組み合わせ

    低コスト改善を行ったうえで、防音パネルによる対策を組み合わせることで、より安定した効果につながるケースも多く見られます。

    一人静シリーズは、ハニカム構造による高い剛性と、発泡樹脂による減衰構造を持つことで、振動しにくく、鳴りにくい囲いを構成しやすいパネルです。

    そのため、現場の状態を整えたうえで導入することで、本来の性能を発揮しやすくなります。

    関連ページ:一人静シリーズ(工業用)

    まとめ

    騒音対策では、いきなり大掛かりな工事を行うのではなく、

    ・設置状態
    ・振動しやすい部材
    ・隙間や開口部
    ・音の逃げ道

    といった、上記4つのポイントを見直すことで、改善につながる場合もあります。

    こうした整理を行ったうえで対策を進めることで、より効果的な騒音対策につながりやすくなります。

    騒音問題にお悩みの際は、下記よりお気軽にご連絡ください。現場の状況や設置条件に応じて、防音工事の設計や防音パネルの選定をご提案いたします。

    大掛かりな工事だけでなく、現場の状況に応じた改善方法も含めてご案内いたしますので、ぜひご相談ください。顧客満足度の高い弊社の騒音対策に、ぜひご期待ください。

    法人様向け:騒音相談WEBツール
    個人様向け:室外機について / 騒音測定について / その他お問い合わせ