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株式会社静科

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    大型装置メーカーの騒音対策~加工のパターン5種をご紹介

    こんにちは、製造部のIです。

    先日、テニスの全米オープンにて、ジョコビッチ選手が背後に向けて打ったボールが線審の喉元に直撃してしまい、4回戦に進んでいたにもかかわらず大会から失格処分となったという事案がありました。

    明らかに故意ではく、少し厳しい裁定だなという印象もあるかもしれませんが、不注意にボールを打ったというスポーツマンシップの欠如とその行為自体の危険性から、四大大会の規則にのっとり失格となってしまいました。

    喜怒哀楽で自分を見失うのは危ういとよくわかる事象でした。私自身も一時の感情に流されないよう気をつけないといけないなと、改めて感じました。

    さて、本日の記事ですが、前回の大型装置メーカーの騒音対策記事の補足で「防音ボックスの加工オプション」に焦点を当ててご紹介したいと思います。なお、ボックスの概要やパネルの選定などについては前回記事をご覧ください。

    ※過去記事「大型装置メーカーの騒音対策~低周波にも有効な高さ2m超えの防音室を製作

    様々なパターンの加工方法

    今回の大型防音ボックスに施した加工の種類と、その内容について記載していきたいと思います。

    観音扉、片扉

    写真のように扉は右と左どちらにも開くのが「観音扉」、片方にだけ開くのが「片扉」となります。

    高さ2mある扉はボックスの中に人が入って何か作業を行ったり、比較的大きめな物体を出し入れする際に便利です。また、側面2か所にある小さ目の観音扉は定期的にボックス内を確認したり、メンテナンスを行う際に丁度いいサイズになります。

    扉を作るとどうしても音漏れする隙間ができてしまわないか不安に思う方もいるかもしれませんが、アルミ板で戸当たりを作ることで隙間埋めを行い音漏れを最小限に食い止めるよう配慮しております。それでも隙間が気になる場合は、エプトシーラーなどのスポンジ材を貼ることでより高い密閉度を実現することができます。

    取り外し可能パネル

    各面の取手がついているパネル部分はビスを外すことで取り外しが可能です。取り外しパネルは、壁際など扉を開くスペースが周囲にない場合や、長期間壁の一部を開口しておく必要がある場合に有効です。

    今回は窓にポリカーボネイト素材を使用しました。高い強度とガラスと同等の透明度が特徴です。専用のフレームではめ殺しにすることで、密閉度を損なうことなくパネルへの取付けが可能です。

    窓については、下記の過去記事にて詳細にご説明させて頂いております。

    ※過去記事
    防音ボックスの窓加工(前編)~加工方法と実際の施工例を3つご紹介
    防音ボックスの窓加工(後編)~よく使用される窓素材3種類

    シロッコファン、ダクト

    防音ボックスの外部にシロッコファンを取付け、ダクトを経由して天井部分から部屋内部へと空気が通るようになっています。

    プロペラファンと比較して、シロッコファンは静音性に優れており、防音対策に使用するのに適しています。また、シロッコファンは外気からの影響を受けにくく、ブロワーなどの風量の大きい機械を使用する際に有効であると言えます。

    LED照明

    ボックスの天井部分に画像のようなLEDライトの取付けを行いました。防音室の内部に入って作業を行う際には便利なオプションとなります。

    今回の案件ではこういった照明関係やシロッコファンなどの配線や、分電盤の取付けなどの電気工事も同時に施工させて頂きました。

    この他にも地面とのアンカー打ちや、パネル持ち上げ用のアイボルトを付けるなど、お客様の用途・ご要望に応じてオプションを付けたすことができます。

    こういった場所に使いたい、こういった加工はできる?など、何か疑問がございましたらお問い合わせフォームや電話にてお気軽にご相談ください。