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太鼓の音響測定~測定の流れについて

太鼓の音響対策を依頼されたため、先週測定にまいりました。

太鼓は神事などで使用されておりますが、古くは伝達の手段として採用されていたため非常に音のエネルギーが強い楽器です。

こちらでは高校の部活動として、また、地域の方々とのコミュニケーションとして開かれております。今回は音響測定とともに、周囲の方々に迷惑が及ばないように対策のご依頼がありました。

測定の大まかな流れといたしましては、JISに基づき実際の音源(太鼓音)を室内で測り、その後室外に出てドア、窓、排気口の部分で測定を致します。これにより、各部分からどの程度音が出ているかを確認(遮音性能)し、さらに遮音性のある製品への提案を致します。室内の場合は反響の時間(残響音測定)を測定し、吸音材の取り付けなどで調整いたします。

防音工事といいますと、一からやり直すイメージがありますが、いい部分(遮音性・吸音性がある)は残し、弱い部分を補うことでグレードを上げることができます。

各県・市の条例により、時間帯により発生音の音量が規制されております。これは工場などの機械音に関わらず音楽においても同様です。ですから、条例を満たす対策が必要になります。

お客様には室内の音(音量、残響時間)、各部分の音(ドア、吸排気口、窓)、境界線(隣接地との境)での測定を行い、提出させていただきました。肝心の対策ですが、室内では残響が整備されておりましたので、各部位の音漏れ対策が重要になっていきます。

窓部分での測定

窓部分での測定

太鼓に関わらず、楽器演奏において遮音性のある空間と、残響時間の調整(吸音性)が必須です。ご不明な点やご相談がございましたら、まずはメールかお電話でお問い合わせくださいませ。