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吸音材に使用される素材~グラスウールと弊社製品の比較実験@神奈川大学

「一人静はグラスウール、ウレタンなどの防音材と比べどれくらいの差がありますか?」というご質問が最近増えてきております。

弊社の吸音材は新素材を使用

弊社防音材はあまり一般的ではない素材を使用しておりますので、このようなお問い合わせをいただきます。今回、神奈川大学の研究室にて比較実験していただきましたので、その結果をご紹介させていただきます。なお、弊社製品の吸音材はウレタンもグラスウールも使用していない、新素材の吸音材になります。

工場の防音対策向け「一人静タイプA」と比較するための素材として、内部吸音層が32k/㎥ 30mm厚のグラスウールを用意し、両面の吸音面と反射面は弊社同様の素材を取り付け、各周波数の音圧を与え透過損失にて比較します。

結果:弊社製品はグラスウールよりも性能的に優位

125HZ~8000HZにおいて、約10~20dbの差が確認できました。315HZ周辺において一部数値が変わりませんでしたが、高音域に強いグラスウールに高音域においても差をつけることが出来ました。

グラスウールの方が重量があるため、質量法則に則った場合、結果は逆となりグラスウールの方が効果が出るはずです。しかし、今回の結果においては、両面の素材を同じにして内部素材のみを変えましたので、内部吸音層の働きが非常に大きかったと言えます。

他素材よりも薄型軽量でありながらも吸音性能に優れています

約10dbの差は重量を4倍程度上げなければ補うことができないと言われており、吸音率においてはグラスウール60mm厚相当に匹敵するため、吸音の面でも弊社素材は優れております。

各素材の吸音率ですが、一般的な吸音ウレタン(厚さ30mm程度)ですと、90%(1000Hz~)、グラスウール(密度32k)で90%(800Hz~)の様です。なお、一人静タイプAの場合は、厚さ30mmでほぼ90%(500Hz~)になりますので、他素材よりも薄型軽量で吸音効果がしっかり得られているとわかります。

一人静タイプA透過損失、残響室法データー

風圧による圧縮が起こらない丈夫なハニカム構造

これはあくまでも素材のみの比較になりますが、実際にグラスウールを使用する場合は、飛散しないようにビニールにつつむのですが、その結果、著しく吸音効果が落ちてしまいます。また、屋外での使用の場合は風圧により吸音材が圧縮され、思うような効果が出にくいことも分かっております。

弊社吸音パネルの場合は、ハニカムに吸音材が保護されているので、風圧による圧縮などが起こらない構造になっていますので、実際の現場において、安定した性能が発揮できます。

比較素材は、密度・比重を変えていくことで性能は変わっていきますので、今後も調査・検証は続けて参りたいと思います。

グラスウール