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株式会社静科

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    ボーリング現場の騒音対策~低周波音対応の防音壁で対応

    皆さんこんにちは。製造部のHです。最近冬らしい寒さが続くなぁと感じていたのですが、先日気温が17℃ほどあり、本当に冬なのか疑ってしまいました。こういった時は体調を崩しやすいので気を付けたいものです。

    さて、本日ご紹介するのはボーリング現場で使用された防音壁です。ボーリングの騒音でお悩みの方がいましたら是非お読みください。

    ボーリング騒音の低周波に対応

    ボーリング現場での防音は非常に難しい物になります。その大きな要因は、発生する音の周波数にあります。では、防音と周波数にはどのような関係性があるのでしょうか。

    防音材にはそれぞれ得意な周波数があります。高い音ほど周波数は高く、低い音ほど周波数は低くなっていきます。一般的な防音材ですと、人の話し声などの高い音の防音が得意な物が多いです。

    しかし、実際にボーリング現場で聞こえる音は低く、周波数が低いものです。ですので、一般的なグラスウール等ですと得意な周波数ではない為、防音することが困難になってしまいます。

    もちろん、一般的な防音材でも、何重かにして鋼材等で固定すれば低い周波数の物を防音することは可能です。ですが、そうしてしまうと分厚く重くなってしまうので、施工費が高くなってしまいます。

    そこで活躍しますのが、弊社の「一人静タイプL」です。こちらの製品は、一人静タイプAの樹脂よりも2倍の厚さの樹脂が入っております。それにより、低い周波数の音にも対応できる製品となっております。また、石膏ボードも入っておりますので、遮音性能も上がっております。

    一人静タイプAの二倍の厚さといいましても、約70mm程ですので十分に薄いと言えます。鋼材等も使っておりませんので、1000mm×2000mmのサイズでも約30kgと軽量の為、施工費が比較的に安く済みます。

    耐久性が高く屋外で長期使用可能

    ボーリング現場での防音施工が難しい要因として、屋外での使用となることが挙げられます。屋外でグラスウール等を使用してしまうと、雨が降った際に雨が浸透して防音効果が落ちたり、すぐに風化したりしてしまいます。

    しかし、弊社の製品は表面が特殊コーティングされたアルミで覆われています。ですので、雨が降ってきても中に浸透せず、防音効果は落ちないままご使用頂けます。防腐効果もありますので、メンテナンスをせずに長期に渡ってご使用頂けます。

    弊社の製品は、様々な状況に対応可能です。騒音についてお悩みの方がいましたら、ぜひ一度お問い合わせください。