Loading...

株式会社静科

ARTICLE

記事詳細

    過去納品した工場の防音室の確認作業に同行~最善の処置で対応できる職人を目指して

    製造技術部 製造技術課のAです。

    入社して間もないのですが勉強を兼ねて、埼玉県のとある工場にお伺いしました。こちらの工場は以前弊社の吸音パネルを購入して頂いたお客様で、台風19号による風雨でが雨漏りしているので、確認してほしいというご依頼でした。

    実際は上部に通っていた雨どいの亀裂から水が出ていただけでしたので、お客様には、ご納得頂けました。しかし念のため、天井部のパネルの継ぎ目はコーキングで処理することにしました。

    間近でプロの職人技を見ることが出来ました

    パネルの継ぎ目、目地周囲にマスキングテープを貼り、コーキングガンでスムーズに一定の力で埋めていく様は、まさに「職人」という感じでした。コーキングを付けた後のマスキングテープを剥がす技が感動しました。

    私はゆっくり他の部分にコーキングが付かないように、剥がしていたのですが、手にも他の箇所にもべたべたと付いてしまい、後で拭く作業が必要になってしまいました。

    しかし職人さんは、マスキングテープをピンッと張りながら、こて?のようなものに巻き付けて剥がしていました。どこも汚れず素晴らしい作業でした。現場にいた職人さんは皆さん優しく、私にも手伝わさせいただきました。とても貴重な体験で、現場にでる仕事をもっと経験し、自分も将来「職人」になれればいいなぁと感じました。

    何事にも挑戦し「考える力」を養っていきたいです

    私の上司が言っていました。「ただ言われた事だけをやるのではなく、自分で考えてより効率の良いやり方はないか意識するようになれば、『考える力』『発想力』が付く」と。

    実は先日、自分の乗っているバイクのミラーが割れて折れてしまったのですが、そのミラーには思い入れがあり、バイクを乗り換えてもそれだけは付け替えて使用したいくらい気に入っていたので、落ち込んでいました。

    そんな私を見兼ねて、上司が工場にある物で直してくれたんです。「もう無理だ」とあきらめていたので、とても嬉しかったです。

    考える力を養えば、このように物も直すことが出来るのかと感動し、何か起きてしまった時に、最善の処置で対応できる人間になりたいと心から思いました。その為には失敗を恐れず、自分が思った事を何事も挑戦していきたいです。

    それ以降、私は毎日通勤でバイクのミラーを見るたびに温かい気持ちになります。いつか自分も誰かをこういう気持ちにさせたいと感じました。

    静科にお問い合わせして頂いているお客様は、皆さん騒音にお悩みです。騒音を解決し、お客様に温かい気持ちになっていただく事が、今自分が「職人」に近づける第一歩だと思いながら日々仕事に取り組んでいます。

    騒音にお悩みの方は是非お問い合わせください。