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工業薬品の生産工場の真空ポンプ用防音ボックス~お問い合わせから納品までの流れをご紹介

こんにちは、製造部Iです。

先日オリンピックチケットの抽選結果がありましたが、皆さん結果はいかがでしたか?私はサッカーと野球に応募していたのですが、残念ながら両方とも落選でした…。周りの知人でもチケットが当たったという人はわずかで、相当な倍率だったに違いありません。秋に先着順での再販売もあるようなので、そこでもう一度チャンスが得られそうです。

さて、本日の記事では、防音対策のご相談から防音ボックス納品までの流れを、実際の案件を例にご紹介したいと思います。今回は工業薬品の生産を行う工場の方より、真空ポンプの騒音問題を解決して欲しいとのご相談です。

①お問い合わせ

まずはお電話、FAX、ウェブサイトの問い合わせフォームなどで、防音対策についてご相談下さい。弊社ホームページのお問い合わせフォームにて簡単な内容を送信頂きますと、メールにてヒアリングシートという入力フォームをご返信致します。そちらに騒音対策について詳細をご記入頂くとともに、騒音源の図面や現場のお写真などを併せて送付頂くことで次のお見積り段階へとスムーズに移行が可能です。

本案件でも、最初にお問い合わせフォームよりご連絡頂き、その後はメールや電話で細かい打ち合わせを行うことで、お客様の要望と完成形のすり合わせをしていきました。

②対策提案・お見積り

ヒアリングシートやメール・電話のやり取りを元に、防音対策のご提案とお見積りをお出し致します。今回の案件では、騒音源となる真空ポンプの図面や設置現場の画像を元に、ボックスのサイズ・仕様を決定しました。

その後お客様とのお話の中で、熱ごもり対策用の排気吸気用ファンや、ケーブルを通すための配線口などの追加オプションのご要望を頂き、最終的な仕様をCAD図面にて送付致しました。

③ご発注

FAXやメールにて発注書をご送付下さい。通常のボックスの場合、発注から3~4週間程度の製作期間を頂戴しておりますが、繁忙期によってはもっとお時間が掛かってしまう可能性もありますので、少し余裕を持ってお早めにご連絡頂けると幸いです。

④製造・加工

発注書を頂いたのち製造工程に入ります。今回の案件で実際に完成した防音ボックスの仕様は以下になります。

真空ポンプ用防音ボックスの仕様

  • パネルに放熱性能のある「一人静タイプD」を使用
  • 天板の開閉可能
  • 左右に熱対策用の吸気排気ファンと音漏れ防止のファンカバー
  • 配線を通すための取出し口
  • ホースを通すための貫通穴

真空ポンプを囲う際には発熱が予想されますが、放熱性能の高い「一人静タイプD」の使用に加え、吸気・排気ファンを取り付けることで対応が可能です。また、ボックスと同じ素材の防音パネルでファンカバーを製作し、ファンの開口部分を覆うことで、音漏れを最小限に食い止めることができます。天板部分は本体と蝶番で固定されており、パチン錠を外して取っ手を持ち上げることで開閉できます。

このような5面体で音の発生源を囲う場合、騒音源の種類や周波数帯にもよりますが、およそ10~20dB程の音の低減が可能です(条件によっては30dB以上音が下がるケースもあります)。

⑤出荷・納品

防音部屋やボックスのサイズが大きい場合は運送上危険があるため、一度パネルをバラして納品することもあります。防音部屋・ボックスはドライバーがあれば組立てできるようキット化が可能で、誰でも簡単に設置ができるよう配慮しております。万が一設置に不安がある場合、簡易的な組立仕様書をお作り致しますので、お気軽にお申し付けください。

今回は500角程のサイズでしたので、ボックスを組み上げたまま納品させて頂きました。底面開放の5面体ボックスなので、現場で騒音源に被せる形で簡単に設置が可能です。

以上、簡単にですが、お問い合わせから納品までの一連の流れの例をご紹介させて頂きました。ここに記載したこと以外にも、例えば現地調査や騒音測定のご依頼を受けたり、施工を行ったりと、お客様のご要望に応じて臨機応変に対応して参りますので、まずはお気軽にご相談ください。

お問い合わせフォームのリンク
ボックスの背面