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電線素材粉砕機の防音室を施工@愛知県~新規導入の場合は発生音を想定し使用する吸遮音パネルを選定

こんにちは、ソリューション事業部です。今回は愛知県で対応をした粉砕機の防音対策をご紹介いたします。

リサイクル業における騒音対策について

リサイクル会社様では、各企業で排出された端材を粉々に粉砕して、各素材に分別して再利用・処分をしております。特に再資源化・利用化が重視されている昨今、この分野での成長は著しいものがあります。ただし、大量のリサイクルを進めていく上で、複数台の粉砕機を配置しなければならず、現場では少なからず騒音が問題となっております。

また、新たにリサイクル業の認定を取得するにあたっては、敷地境界線で騒音レベルがオーバーする可能性がある場合、市町村・県に騒音対策の届け出をしなければならず、防音対策で苦慮されるケースがあります。工場内に対しても配慮が必要で、85db以上の場合は何らかの防音対策及び、従業員に対して保護具の着用が定められております。

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新規導入の粉砕機に防音室を設置

今回は、新たに粉砕機を導入されるお客様からのご依頼で、防音室を設置させていただきました。既存の粉砕機などであれば事前に騒音測定を行い、最適な防音パネルを選定いたしますが、新規の場合は測定ができません。その場合は、事前にどのような材料を粉砕するかを確認し、発生音の想定を致します。

粉砕機の場合は、素材をベルトコンベアーで運んだり、乾燥をさせる場合もあるため、開口部が空いてしまいます。その開口部からの音漏れを考慮して、吸音性能を高めたり、メンテナンス性などの作業効率にも配慮をしなければなりません。

発生音想定し吸遮音パネルは『一人静タイプA』を選定

今回は電線素材の破砕の為、中高音の騒音発生を想定し、遮音と吸音が可能な『一人静タイプA』を選定いたしました。人が出入りできるように片開きドアを設けております。大きさは中に人が入ってメンテナンスできる仕様の為、幅3500㎜×奥行3500㎜×高さ3500㎜ となっております。防音効果としては、95db→74db(-21db)となり、施工前には会話ができなかった環境でしたが、施工後は会話できる環境になりました。また、直接的な音が軽減したことで、従業員の方に対しても負担が少なくなりました。

加工性が高いため現場での設置作業中の干渉にも即対応可能

防音対策以外で新規設置の場合の大きな注意点は、図面で記載されにくい、配管や設置環境の柱位置などです。図面上では設置ができるのに、実際に現場に設置をしようと思うと干渉をしてしまうことがあります。一人静シリーズは現場で加工ができますので、図面にはない配管や設備に直面しても対応が可能です。

製品要領書もありますので、初めて取り扱いをされる施工・工務店様でもご利用がいただけます。防音対策でご相談がありましたら「お問い合わせ」の項目よりご連絡くださいませ。

防音室施工前

防音室施工後内部

施工前と施工後の騒音比較