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株式会社静科

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    キャスター付き吸音パネル〜誰でも簡単に取り外し可能〜

    こんにちは。製造部④号です。最近は雨が多く気持ちまでモヤモヤして雨は嫌ですね。気温も上がったり下がったりバラバラですので、皆様も体調管理にはお気をつけて下さい。本日は、施工のお話です。

    食品工場の室外機の騒音対策

    食品工場のお客様から、急速冷凍庫の室外機がうるさいため、防音してほしいと言うご依頼を承りました。弊社の吸音パネルを、室外機の前に防音壁のように並べ防音対策を行いました。今回は鋼材を使用しての施工で、私も施工に同行していましたので、ご紹介させて頂きます。

    スライド式のキャスター付き吸音パネルを設置

    初めに、鋼材を付けるためにアンカーの目印を書き、そこにアンカーを打っていき、鋼材を止めていきました。鋼材を留める際ボルトで締めていたのですが、ボルトにマッキーペンで線を引き、緩んだことがわかりやすいように工夫も行いました。

    鋼材の取り付けが終わると、お客様でも簡単に、パネルの取り外しが出来るようにパネルには、キャスターをつけてスライドして取り出せる仕様にしてあります。ただ、スライド式のキャスター付きパネルを鋼材の中に取り付けただけだと強度が十分では無いため、専用の抑えを使い、パネルを固定しました。

    吸音パネル設置後の騒音は10.3db低減

    設置完了後、測定してみると防音対策する前が66.6dBだったのに対して防音対策後は56.3dBまで軽減していました。10dB落ちますと人間の体感では半分ほど落ちたように聞こえるので十分な効果が得られました。

    騒音対策について、ご不明点やお悩みなどがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

    急速冷凍庫の前に鋼材を取り付けた写真

    組んだ鋼材の中をキャスター付きの吸音パネルでスライドさせ、設置し終えた写真

    スライドさせて鋼材の中に入れた吸音パネルを固定させる為の特殊なボルト

    赤い線を引きボルトが緩んでいるのをわかりやすくしています。

    この写真のボルトだと目印が無い為、緩んでいるのかがわかりづらいです

    上記の写真のようにパネルを固定してボルトを緩めれば誰でも簡単に取り外せる使用になっています。