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発電機用防音カバーを施工。用途地域、騒音規制値の確認方法@千葉県八街市

 こんにちは、ソリューション事業部です。今回は発電機の騒音対策と敷地境界線の用途地域の調べ方をご紹介いたします。

 

 病院などで停電が起こってしまうと緊急事態での対応ができませんので、公的施設、それに近い機関では非常時に備えて発電機を備えております。また、企業においても発電機の導入が進んでおります。工場の発電を行うためには相当の大きさが必要ですが、中型以上の場合は該当市役所に届け出が必要(参考:電気設備の申請・届け出等の手引き 経済産業省) かつ 騒音対策も同時に行わなければなりません。騒音対策の目安となる騒音規制は大きな基準は環境省で定めておりますが、各市町村区域で時間帯・騒音レベルを定めております。また、近くに病院、高齢者施設がある場合は規制値がより厳しくなります。この騒音規制の確認方法ですが、一番早いのは市役所の環境課、もしくは建設課などに確認するパターンが多いです。例えば、建設課に自社の住所を告げ、用途区分(工業地域、準工業地域など)を確認します。この時に騒音規制が分かる方ならすぐ確認が取れますが、各部署で分野が異なるため不明な場合が多いです。用途地域を確認したら環境課に聞いていただくと騒音規制値が分かります。市役所に確認しない方法ですと、「〇〇市 用途地域」で確認すると、上記の区分が分かります(ただし、市によってPDF形式ですぐに検索できないケースもあります)。

 今回は千葉県の八街市で騒音規制値が夜間で40dbとなっております。発電機なので、一番規制値が厳しい夜間の数字が適応されます。発電機メーカーの騒音調査ですと約85dbを発生させるため、設計段階では-45dbを想定しないとクリアができません。当社で騒音低減のシミュレーションを行う場合は、機械がすでにある場合は騒音測定を行う、もし機械が無い場合はメーカーから周波数のデーターをもらうことでシミュレーションをしております。また、発電機は稼働時に低周波音(100Hz以下の騒音)を発生させるため、防音パネルに遮音材を追加して低音低減対策も行いました。熱や排気が発生するため、排熱用のサイレンサーを設けると同時に、防音カバー全体を吸音構造にして内部の反響音を軽減させ外に漏れる音を低減させることができます。また、ドアも気密性を上げた仕様になっております。

 弊社では用途地域の確認と機械の騒音レベル低減を想定した提案をさせていただいております。工場で機械を新設する場合でご心配な点があれば、ぜひ「お問い合わせ」よりご相談くださいませ。

防音カバー内の発電機

防音カバー内吸音構造