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防音材購入時の目安~透過損失グラフの見方

2017-03-21 ブログ

製造部②号です。

今回はよくご質問を受けます、「透過損失」のグラフの見方について簡単にご説明致します。
まずは下のグラフを御覧ください。

こちらは弊社の防音パネル「一人静タイプA」の透過損失グラフとなっています。

①横軸(左右方向)が周波数を表し、②縦軸(上下方向)が透過損失を表します。専門用語がでてきてよくわからない…という方もいるかもしれませんので、順を追って説明いたします。

まず①横軸ですが、グラフ下の数値にご注目ください。125,500,1000,と数字が並んでいますね。この数値は「周波数」、すなわち「音の高さ」を表す値となっています。左側はより低い音で、右にいくほど高くなっていくということです。

次に②縦軸です。グラフの左側をみると10,20,30という数字があるのがわかります。これは、物体に入射した音がどれだけ遮られたか(透過損失)、を表す数値で、通常「デシベル(dB)」という、音の大きさを表す単位で表示されます。

ここで1000Hzという音域での透過損失を調べてみます。1000という数字上の赤い線を上に辿っていくと、丸い点にぶつかります。そのままグラフ左に向かってまっすぐ辿ると、31dBという値に着きました。つまり、1000Hzという音の高さでは、この製品の透過損失は31dBということがわかりました。仮に100dBという音源があった場合、約30dB下がることで70dBくらいになる、というイメージです。(実際の騒音現場の測定では回り込む音や反射する音、測定する環境や条件によって変わるので、目安としてお考え下さい)

タイプAは厚さ約3cm、重さ8kg/㎡という薄型軽量素材でありながら、幅広い音で20dB以上の透過損失が実現できていることがわかると思います。

透過損失の他にも、吸音率、断熱性試験、発塵試験、吸放湿試験、ひっぱり・曲げ強度等の試験データを取り扱っておりますので、入用の場合はお気軽にお申し付け下さい。

 

一人静タイプAの透過損失グラフ