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続・工場内の集塵機の防音実験~煙突型サイレンサー

製造部2号です。

以前に書いた記事「工場内の集塵機の防音実験」で集塵機の防音対策についてご紹介を致しました。
この時の実験では集塵機の下半分だけを囲い(モーター部分を中心に)、
高い周波数帯で10dB程度の軽減が得られました。

今回、この集塵機の上部(集塵袋を含めた装置全体)まで防音対策実験を行いましたので、
「続・工場内の集塵機の防音実験」としてご報告したいと思います。

対策方法はシンプルで、画像①のような4面体を今までの箱に乗せ、
煙突型のサイレンサーのような形で追加工を行ってみました。(画像②)

前回同様、集塵機から1mの距離で簡易測定を行った所、
全体で更に10dB程の軽減が得られました。
防音対策においては、一部分だけではなく、音の漏れていく上方部分の対策も重要な要素なのだと改めて思い知らされました。

なお、今回の実験では天板の部分が開放になっていますが、
そこまで囲う事で更なる効果が得られると予測されます。
しかし完全に密閉してしまうと熱溜まりの問題が生じる可能性があります。
そういった場合は画像③のように、天板を少しだけ浮かしてあげて、
音はなるべく漏らさず、熱だけを逃すような加工が有効です。

こういった加工も商品に反映することができますので、集塵機や粉砕機の防音対策を考えている方は是非検討してみて下さい。

画像① 4面体

画像① 4面体

画像② 最終的な形

画像② 最終的な形

画像③ 音は漏らさず、換気だけできるような加工

画像③ 音は漏らさず、換気だけできるような加工