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株式会社静科

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    マンション低周波騒音調査~貯水ポンプ稼働音@東京

    マンション地下より貯水ポンプの稼働音が聞こえるということで騒音調査を行いました。調査方法は、騒音源の可能性が高い部分と依頼者の部屋にそれぞれ測定器を設置し同時間で測定を行います。騒音が発生している時間と周波数が部屋でも当てはまれば原因が絞られていきます。依頼者からは低周波ではないか?ということで懸念をされておりましたが、調査した結果低周波とは異なる周波数の騒音でした。

    マンションなどの集合住宅の場合、壁や床、天井にパイプが張り巡らされたり、室外機が壁についていることで振動を伝えることがあります。コンクリート単体は声などの空気振動に強い遮音性能を持ちますが、躯体を揺らす固体振動には弱い傾向にありますので、吸音材や制振材を複合させて対策をとります。

    さて、今回の貯水ポンプの場合は、各居住区でトイレやお風呂を沸かす際に騒音が発生することが分かりました。160Hzの周波数のため、100Hz以下の低周波には当てはまりませんが、聴覚で聞いているとうねるような音のため長時間い続けることは困難でした。おそらくこの音がコンクリートを伝わり、夜間の就寝時(布団)に聞こえることが確認できました。

    今後の対策ですが、貯水ポンプがコンクリートで囲まれているため、騒音が反響しております。この部分の吸音対策と、居室の補強・制振対策を行う予定です。・エネファームなどの騒音問題で低周波がクローズアップされてきておりますが、測定を踏まえた上での対策が有効です。低周波、と思い込むことで騒音の大きさが増えて聞こえる可能性もあります。ご相談などございましたらご遠慮なくお申し付けくださいませ。