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株式会社静科

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    コンプレッサー配管の騒音対策~騒音源2か所をそれぞれコンパクトに囲うための防音ボックスを制作

    皆さんこんにちは。製造部の大澤です。

    最近友人たちとPS4にて、モンスターハンターワールド(アイスボーン)を始めました。少しばかり前の作品ですが、ふとしたきっかけで人数が集まり、みんなで始めようという流れになりました。モンハンをやるのは中学生以来なので、15年ぶりくらいになります。仕様が変わっている箇所も多々ありますが、昔から変わっていないところもあり、懐かしみながらみんなで歩幅を合わせて少しずつ進めています。もし気が向いたら最新作にも触れてみようかと思いました。

    さて、今回は「コンプレッサーの配管用防音ボックス」についてご紹介します。

    配管用防音ボックスの概要

    ボックスA

    ボックスA

    • 背面開口の5面体小型ボックス
    • 使用パネルは一人静タイプA
    • 外寸:幅330mm×奥行310mm×高さ310mm
    • L字アングルと角パイプにより固定

    ボックスB

    ボックスB
    • 床面無し、背面開口の4面体ボックス
    • 使用パネルは一人静タイプA
    • 外寸:幅565mm×奥行390mm×高さ520mm
    • 天板が取り外し可能
    • 背面開口は遮音シートをすだれ式で取付

    当初は騒音源が数か所あったため、全てを一つの防音ボックスで囲ってしまう案がありましたが、通路の確保及び配管のメンテナンスのために、その大きさでは厳しいとのご指摘を頂きましたので、主な騒音源2か所をそれぞれコンパクトに囲う運びとなりました。

    ボックスBの方は、床にそのままかぶせる形なので、比較的楽な取り付けだったのですが、ボックスAの方が、空中の配管に取り付けるということもあり、固定方法にとても悩みました。結果としては角パイプにL字脚を取り付けたもの4本でボックスを支え、さらにボックス側面にL字アングルを取り付け、現場の支柱の部品とクランプにより固定する方法を取りました。

    配管メンテナンスのために、組み立て解体が容易な作りが望ましいとの希望であったため、ボックスBは天板を乗せるだけの作りにすることで解体を必要とせず、ボックスBに関してはエビナット加工によりドライバー一つで簡単に組み立てられる仕様になりました。

    お気軽にお問い合わせください

    今回はコンプレッサーの配管用防音カバーについてのご紹介となりました。防音対策導入にあたり、どのような仕様にするのか迷われている場合でも、弊社は、現場状況や騒音対象物に応じてご提案をいたします。具体的な話でなくとも些細な相談で問題ございません。騒音対策や防音工事等のご相談は、ご気軽にお問い合わせください。