BOX装置の吸排気ファンの騒音対策～壁に設置可能＆操作用の扉付きの防音カバーを製作
皆さんこんにちは。製造部の大澤です。
最近だんだんと気温が高くなってきて春を感じますね。帰り道はがちがちの防寒装備のバイクだと涼しく感じて気持ちがいいです。ですが朝はまだまだ凍える寒さです。
さて、今回は以前製作した『吸排気ファン用防音カバー』についてご紹介させて頂きます。
熱籠もりを避けるため放熱性のある『一人静 タイプD』を選定
「BOX装置の吸排気ファンに取り付けられる防音カバーを作ってほしい」とのご依頼を受け製作した防音カバーになります。
吸排気ファンとのことですので、『一人静 タイプD』パネルを選定しました。弊社の『一人静 タイプA』と『一人静 タイプD』のパネルは外見上同じものですが、内部の構造により大きく違う点があります。『一人静タイプA』は断熱性を持ち、『一人静タイプD』は放熱性を持つという点です。
今回の対象物の吸排気を行うファンは、断熱性を持つ『一人静 タイプA』で囲ってしまうと熱籠りを起こしてしまい、故障の原因になる恐れがある為、放熱性のある『一人静 タイプD』を選定し熱籠りによる問題を解消しました。
防音カバーの仕様～ご要望に合わせてカスタマイズ可能
- 製作台数2台
- 『一人静タイプD』を用いた4面体仕様
- 外寸：幅690mm×奥行250mm×高さ845mm
- 正面に片開式の扉
- L字アングルを取り付けることで壁に固定可能
お客様のご要望に合わせて、防音カバーの製作を行いました。BOX装置の操作盤を操作できるようにするために、丁番と取っ手を取り付けた片開式の扉を設置しました。扉の加工に関しては、お客様のご希望により片開式や両開き式、スライド式など、様々なタイプの加工をお受けしています。
また、防音カバーの側面にエビナットを設けることで、L字アングルにより、壁設置を可能にしました。今回はお客様の方で取付を行って頂いたので、防音カバーとL字アングルを同梱してお送りいたしました。他にも、L字アングルを用いた施工事例がございますので、よろしければこちらもご覧ください。
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お気軽にお問い合わせください
今回はBOX装置の吸排気ファン用の防音カバーについてのご紹介となりました。防音対策導入にあたり、どのような仕様にするのか迷われている場合でも、弊社は、現場状況や騒音対象物に応じてご提案をいたします。具体的な話でなくとも些細な相談で問題ございません。騒音対策や防音工事等のご相談は、ご気軽にお問い合わせください。
