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株式会社静科

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    ダイヤフラム式ポンプの騒音対策~『一人静タイプZ』を使用した防音カバーで水回りに対応

    皆さんこんにちは。製造部の花田です。最近寒波が非常に厳しいですね。自転車で通勤しているのですが、毎朝寒さと闘いながら通勤しています。早く暖かくなってほしいものです。

    さて、本日ご紹介しますのは「ダイヤフラム式ポンプ用防音カバー」です。ダイヤフラム式ポンプの騒音でお悩みの方がいましたら、ぜひご一読ください。

    水回りでの防音には「一人静」が有効

    今回ご相談下さったのは、とある金属加工会社の方でした。工場内で使用しているダイヤフラム式ポンプの騒音がひどいため、社内の環境改善のために今回対策に乗り出したそうです。しかし、ダイヤフラム式ポンプの対策をするにあたり、「水回りで使用する必要がある」という問題点がありました。

    一般的な防音材であるグラスウール等ですと、非常に水に弱く、濡れてしまいますと防音効果がガクッと落ちてしまいます。すぐに交換をしなければならないため、水周りでの使用には適していませんが、弊社の製品であれば対応が可能です。

    弊社の「一人静タイプZ」は、水回りでの使用に特化した製品となっており、今回のケースで使用しております。「一人静タイプZ」は、弊社の主力製品である「一人静タイプA」にフィルムを巻くことで、内部に水が入り込まない仕様です。「一人静」の吸音面はメッシュ状になっているのですが、その隙間から微小な粉塵が出る恐れがございます。「一人静タイプZ」フィルムで覆われているため、微小な粉塵が出ませんので、クリーンルームでも良くご使用頂いております。

    お客様側で防音カバーを組み立て・設置

    最上部の写真が実際に作製した防音カバーとなっています。今回は一度現場にお伺いして防音したい箇所を採寸し、図面を弊社で作成いたしました。カバーの作製後は解体した状態でお客様の方にお送りし、お客様自身で組み立て・設置を行って頂きました。

    サイズはおおよそ600×400 高さ600mmとなっています。参考として、社内で組み立てを行った際にはおよそ30分で完了いたしました。効果として、お客様自身で測定して頂いたデータですと約80dB→68dBとなったそうです。10dBの低減で、人間の耳には音が半分に聞こえると言われています。

    弊社の製品は水回りでの使用など、普通の防音材だと難しい様な状況にも対応することが可能となっています。ポンプの音以外でも、何か騒音でお悩みございましたら、是非一度弊社にお問い合わせください。