Loading...

株式会社静科

ARTICLE

記事詳細

    自動車メーカーの試験機の騒音対策~様々なオプションを取付けた防音ボックスを製作

    皆さんこんにちは。製造部の花田です。先日久しぶりに姉と電話をしたのですが、家族全員元気に過ごしてるとのことで一安心しました。最近なかなか実家に帰れていないので、年末くらいは帰省しようかなと思います。

    さて、本日ご紹介しますのは「試験機用防音ボックス」です。試験機の騒音等でお悩みの方がいましたら是非一度お読みください。

    一人静シリーズのオプションでご要望に対応

    今回ご相談下さったのはとある自動車メーカーの方でした。試験機の騒音がひどく、作業場の環境改善のために今回対策に乗り出したそうです。今回お客様から以下のご要望がありました。

    • 前面の扉を開いたまま固定できるようにしたい
    • 前面の計量器の数値を閉めたまま見えるようにしたい

    しかし、一般的な防音材ですと加工性があまり良くないため、こういったご要望に対応することが難しくなってしまいます。そこで弊社の一人静シリーズが活躍いたします。弊社の一人静シリーズは加工性が良く、こういったご要望にお応えできます。

    最上部の写真が実際に製作した防音ボックスとなっています。一人静シリーズに様々なオプションを取り付けることでご要望に対応できました。どのように対応したかを、一つずつご紹介していきたいと思います。

    オプション①:トルク丁番を使用した扉を設置

    まず1つ目の「開いたまま固定できるようにしたい」というご要望について、今回はトルク丁番という部材を用いることを提案させていただきました。トルク丁番は一般的な丁番と比べて反発力が強い性質をもった丁番となっています。

    反発力が強い為、上に小扉を上げた後重力で落ちにくい仕様となっています。重量に限界はありますが、今回使用した小扉は約5kgで、最上部の写真の様に手を放しても下に落ちることなくご使用いただいております。

    オプション②:交換が可能なアクリル窓を設置

    次に2つ目の「計量器の数値を閉めたまま見えるようにしたい」というご要望については、前面にアクリル窓を取り付けることで外部から確認できるような仕様に致しました。アクリルは遮音性が高い為、このように取り付けてもさほど防音効果に影響はございません。

    また、傷等で見えずらくなった際に交換できるようにしたいとのご要望もございましたので、フレームで挟み込んで固定する仕様で、アクリルの取り付けを行い、後々取り外せるように対応致しました。

    弊社の製品は様々なご要望にお応えできます。試験機以外でも何か騒音でお悩みの方がいましたら是非一度弊社にお問い合わせください。