学生時代から社会人になるまでのトレーニングの変化(前編)
今回のブログでは、これまで私が行ってきたトレーニングのやり方や考え方の変化について書いていきたいと思います。
高校3年生までの競技成績
私は小学生4年生の時に水泳を始め、中学2年生になって初めて全国大会に出場しました。
その後中学、高校と全国大会には常に出場していましたが高校3年の全国JOCジュニアオリンピックカップで優勝するまでは目立った成績はありませんでした。
この頃は倉敷スイミングスクールというスイミングに通っており、コーチ指導の下で練習をしていました。

高校3年生までは全国大会での目立った成績はありませんでしたが、県内や中国地方では良い結果を出せており、良い指導をして頂いていたと思います。
全国大会で優勝する事が出来た理由とは?
ではなぜ高校3年生で突然結果を出せたのか、その理由を考えてみるとおもに2つの理由が思い浮かびました。
- ジュニアオリンピックカップが25mプールであったこと(通常全国大会は50mプール)
- 高校3年生になってからは練習の際に自由を与えられた
という事です。
まず1つ目の理由についてですが、私は水中に潜ってキックを打つバサロキックが得意でした。そのため25mプールでは50mプールよりもルール上潜る事が出来る距離が長く有利でした。
2つ目の理由についてですが、高校2年生まではメニューに完全に従って練習を行っていました。しかし高校3年生からはある程度の自由をもらう事が出来て、休みの本数を増やして次の1本に集中したり、自分がやりたい内容に変更したりさせてもらえるようになりました。これによりレースでより良いパフォーマンスを発揮できたのではないかと考えています。
またこの事によって、メニューをただ行うのではなく考えながら練習をするという習慣の先駆けが出来たのではないか思います。
水中以外でのトレーニング
またスイミング以外のトレーニングは主に高校生になってから始め、高校内にあったトレーニング場で筋力トレーニングをしたり、近くの山でランニングをしたりしていました。
筋力トレーニングについてはフリーウエイトのトレーニングは行わず、マシンを用いたトレーニングや懸垂、腹筋等の自重負荷のトレーニングを行なっていました。

成長期の筋力トレーニングには賛否両論ありますが、常識的な範疇であればむしろ行うべきであると思っています。
また現在は行っていませんが、当時は100mと200mの背泳ぎがメインの種目だったので持久力向上を狙って坂道や階段での高負荷なランニングも行っていました。
競技やトレーニングについての知識が付いてくると、あの時こうしておけば良かったと思う事や、やっていた事は合理的だったと思える事があり面白いですね。
次回は大学時代と社会人になってからのトレーニングの変化について書きたいと思います!