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株式会社静科

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    屋内壁面に弊社防音パネルを設置する方法~2×4木材活用で壁を傷つけず賃貸でも対策可能

    みなさんこんにちは、製造部の横山です。

    去年行ったふるさと納税の返礼品を牛肉や鶏肉などにしており、2ヶ月おきに届くようにすれば丁度なくなるタイミングで届くだろうと考えていたのですが、残っている状態で次の返礼品が届いてしまい、冷凍庫がパンパンになってしまいました。冷凍庫が埋まってしまっているのは不便なので頑張って消化したいと思います。

    余談はここまでにして。今回は、弊社のパネルを利用した、賃貸でも設置可能な防音パネルの設置方法をご紹介したいと思います。

    部材の準備

    今回ご紹介する設置方法は、弊社製品の防音パネル「一人静」と平安伸銅工業株式会社から販売されているLABRICOを併用した方法となります。壁面に接着剤等を使用しない方法となるので賃貸でも設置を行うことができます。また工具も使用しませんので簡単に取り付けることが可能です。

    設置するに辺り必要なもの

    • 一人静(部屋高さに合わせた物)
    • LABRICO(パネル枚数に合わせた数)
    • 2×4の木材(部屋高さから-90mmの物)

    部材を準備するに辺り、まず初めに設置を行う部屋高さを調べます。そして調べた部屋高さに合わせた一人静と2×4の木材をご用意致します。次に、LABRICOと2×4の木材を組み合わせます。2×4の木材はLABRICOの分サイズが大きくなりますので部屋高さから-90引いた数値になるので注意が必要です。詳しい取り付け方や準備するサイズに関しましては、LABRICO公式サイトでご確認ください。

    関連サイト:LABRICO公式サイト

    LABRICOと2×4を組み合わせた状態

    パネルの設置

    パネルを設置する際は、パネルを固定するまでに支えている必要があるため、2人で設置を行います。
    ご用意した「一人静」を設置したい壁面に密着させた状態で縦置きします。今回弊社の試作では、部屋の角部入隅、窓部、平面部に設置を行いました。縦置きしたパネルを支えた状態で左右端にLABRICOを設置致します。LABRICOを設置した後にパネルが固定されたことを確認後次のパネルを設置します。上記の方法で設置を繰り返していくことで安全に設置を行っていくことができます。

    入隅部
    入隅設置後
    LABRICO取付状態

    今回ご紹介させていただいた方法では、壁面に接着剤等を使用せずに賃貸でも防音パネルを取り付けることができます。また、壁入隅部に斜めにパネルを設置することで、定在波が溜まりやすい入隅を無くすことができ、同時に防音対策を行うことができます。

    パネル設置前
    パネル設置後

    今回は賃貸でも設置可能な防音パネルの設置方法をご紹介させていただきました。今後も弊社製品の使用例をご紹介して行きたいと思います。

    防音対策導入にあたり、どのような仕様にするか迷われている場合でも、弊社は、現場状況や騒音対象物に応じてご提案をいたします。騒音対策・防音工事等のご相談はなんでもご気軽にお問い合わせください