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株式会社静科

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記事詳細

    2021-08-21

    環境計量士(国家資格)による音響測定~具体的な騒音対策提案まで対応

    こんにちは、ソリューション事業部のHです。

    今回は音響調査に関する記事を書かせていただきます。いつもの導入実績とは異なり、サービスの紹介とはなりますが、最近の新規顧客様のお問合せでもかなり多くの方よりご相談を頂いております。少しでも問題に役立ててばと思いますので、気になる方は是非ご覧くださいませ。

    裁判等でも有効な報告書として使用可能です

    音響調査を行う用途として一番多いのは騒音トラブルです。例えば下記のようなご相談を頂いております。

    • 「隣の家から聞こえてくるピアノの音がうるさくて眠れない」
    • 「近くの工場から聞こえてくる作業音が24時間なっており悩んでいる」
    • 「上階に住んでいる方の足音がうるさい」

    上記のようなトラブルを抱えているケースが多く、中には裁判沙汰になることも珍しくはございません。裁判になる場合、被害者側が提出する書類として騒音測定を行った報告書を提出することが多いですが、国家資格を所持していない者が作成した報告書よりも、国家資格を所持している者が作成した報告書の方が効力が強く信憑性も増します。報告書内容も、結果を羅列しているだけではなく、グラフと表、画像やイラスト等を加え、大変分かりやすい資料となっております。

    24時間の測定や振動音測定にも対応できます

    24時間測定は、決まった音の測定を行いたくとも、いつどのタイミングで騒音を発するのかが読めない場合や、朝・昼・夜間それぞれの騒音データを得たい場合に有効な測定方法です。特に後者は、朝・昼・夜の時間帯で騒音基準が異なっている場合が多く、昼の騒音基準はクリアしていても夜の騒音基準をクリアしていないといった問題解決にも役立ちます。

    振動音測定につきましては、その名の通りですが、振動音を測定できます。今までにあった振動音測定の事例ですと、エアコンの室外機騒音問題や、オフィスビル上下階での騒音トラブルが挙げられます。

    例えば、エアコンの室外機は、振動を伴う唸るような低周波騒音が特徴的です。振動音は通常の音と異なり、体に響くような不快感を与える場合も多い為、問題になりやすいです。

    また、オフィスビル上下階であった騒音トラブルの事例では、上階の会社が振動を伴う機械を常時動かしており、その音が下階に響いているという内容でした。そのような内容の場合は、音だけでなく振動も測定し報告書の作成を行います。

    測定後の具体的な対策もお任せください

    今回は騒音測定について書かせていただきましたが、弊社は防音パネルメーカーとなりますので対策検討も勿論可能です。測定結果を考慮しての防音パネル選定や、現場ごとの防音案をご提案いたします。

    ご提案後、実際に導入検討となりましたら、弊社の製造技術部同行の元、現場での採寸や最終確認を行います。騒音対策は実績も多く、クリーンルーム・一般住宅・音楽スタジオ・オフィス・屋外での対策等、このほかにも様々な現場での対策を行っているため、経験豊富な施工担当による対策が可能です。

    音響測定につきましては、下記ページにてサービス内容ご紹介をしておりますので、こちらも併せてご確認下さいませ。

    関連ページ:音響測定(騒音調査等)