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株式会社静科

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    特別仕様の防音ボックス納品3事例~現場状況や騒音対象物に合わせてご提案

    こんにちは、ソリューション事業部のHです。

    最近出張で新潟に行ったのですが、関東では考えられないくらいの積雪で驚きました。気温も大変寒く、特に防寒をしっかりと備えていなかった為、終始凍えておりました。皆様は普段いかないような地域へ行く際は何卒お気を付けください。さて、今回は変わった加工内容を行った防音ボックスの納品事例を、3種類ご紹介致します。

    2つに分解可能な防音ボックス

    こちらはポンプ用の防音ボックス用に納品させていただいた事例となりますが、画像を見ていただきますと分かる様に、真ん中から真っ二つに割れており、二つに分解することでポンプのメンテナンスを容易にすることが出来ました。従来であれば小扉の設置や切り欠き箇所を加えることでメンテナンスが出来るよう防音ボックスの作製を行いますが、今回は複雑なメンテナンス作業も伴うため、分解して片方ずつ取り外せた方が良いというお客様のご要望の元こういった仕様となりました。

    今回は2つに分解できるような仕様ですが、例えば3つに分解や4つに分解といった仕様ももちろん作製可能です。

    蓋部分がダンパー仕様の防音ボックス

    こちらは蓋部分にダンパーが付いているタイプの防音ボックスとなっております。ダンパーを取り付けることで蓋を開けた際に自立しますので蓋が開ききってしまいボックスに干渉してしまうことも無く、少量の力で開けることが可能です。同じような効果を持つ「トルク蝶番」を用いさせていただく事は多いですが、上記のようにダンパーを取り付けるという事も可能です。

    個人的にはトルク蝶番仕様よりも、ダンパー仕様のフタの方が見た目が格好いいのでおすすめです。

    殆どの範囲が透明な防音ボックス

    こちらは下記画像をご確認いただきますと分かる通り、下部と天井以外は透明な素材で作製させていただきました。この防音ボックスの用途としましては、「展示会などで中に入っている機械をお見せしたいけども、騒音がうるさいので何とかなりませんか?」というご相談でした。

    透明部分の素材は防音ガラスを使用しており、通常のガラスと比べますと防音性能が高い素材になっております。とは言え、弊社の「一人静タイプA」などの防音パネルよりは防音性能が低いですので注意が必要です。

    いかがでしたでしょうか。今回は少し変わった仕様の防音ボックスをご紹介させていただきました。前例の無い仕様でも弊社の方で作製検討をさせていただく事が可能ですので、まずはお問合せを頂ければと思います。どのような仕様にしようか迷っている場合にも、現場状況や騒音対象物に合わせたご提案をさせていただきたく思っております。防音のことは何でもお任せください!