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株式会社静科

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    2020-11-09

    粉砕機の騒音対策~フォークリフトでアルミくずを運ぶため観音扉付きの防音カバーを製作

    皆さんこんにちは。製造部のHです。最近は朝と昼間の気温差が激しいですね。風邪など引かれないよう皆様十分にお気をつけください。

    さて、本日ご紹介致しますのは『粉砕機用防音カバー』です。粉砕機の騒音でお悩みの方がいましたらぜひ一度お読み下さい。

    防音材は狭いスペースでも設置可能な『一人静』を採用

    今回ご相談くださったのは、とあるアルミ加工会社の方からでした。粉砕機の騒音が酷く、工場内の環境を改善するために、騒音対策に乗り出したとのことですが、粉砕機が工場の壁付近に配置されており、機械周辺のスペースが狭い事を懸念されていました。

    一般的な防音材は、分厚く重いものが大半で、壁との隙間に入るものは少なく、全体を囲うとかなりスペースを取ってしまいますが、弊社の吸音パネル『一人静タイプA』は厚さが33mmと薄型のため、今回のように限られたスペースでご利用頂くことが可能です。

    お客様のご要望で防音カバーに観音扉を設置

    また、騒音対策を行うにあたり「どのようにパネルを設置すれば良いかわからない」との事でしたので、現場採寸と併せて防音カバーの設置のご提案をするために、現場にお伺いしました。

    粉砕機上部にはアルミくずをいれる穴があり、それらをフォークリフトで運ぶ必要があるため、防音カバーに観音扉を付けたいと、お客様よりご要望がありました。弊社の製品はアルミと発泡樹脂の複合材で加工ができますので、今回のような扉の製作も容易です。

    最上部にある写真が、実際に今回制作した防音カバーの観音扉部分になります。弊社のパネルの定尺は1000×2000mmですが、フォークリフトが入る部分の高さは、約2500mmと定尺より高いため、観音扉用のパネルに継用の枠を差し込み、2枚のパネルを連結して1枚にすることで、足りない高さの分を補いました。このように、弊社の製品はオーダーメイドでの製作が可能です。

    今回の施工事例のように「防音したいけど、どのように対策したら良いかわからない」とお悩みの方もい多数おられると思います。弊社は騒音測定から施工までワントップで行っておりますので、どのようなお悩みの場合でも、騒音相談WEBツールにて、是非一度お問い合わせいただけますと幸いです。