更新情報

New & Blog

一般住宅の室外機の防音対策~吸音パネルを使用した防音壁で直接の騒音と反響音を低減

こんにちは!ソリューション事業部のTです!

8月に入って本格的に暑くなってきましたね!今まで、窓を開けて暑さをしのいできましたが、流石に30℃を超える暑さになると窓を閉め切ってエアコンをつける方も増えてくると思います。そこで、問題となるのが室外機の稼働音の問題です。今回はこの時期に多い室外機の事例を紹介いたします。

一般住宅の室外機の騒音対策方法

今回の案件は、一般住宅の騒音対策です。室外機の稼働音が大きく周りの方から苦情が来ていました。室外機稼働音の測定値は55㏈と住宅街での騒音としては大きい数値です。

室外機の音ですが、ファンの位置によっては周囲の壁に反響して大きく騒音が広がってしまう場合にあります。一般住宅の壁は音を吸音することができないので、対策としては吸音パネルでの防音壁を設置することで、直接の騒音と反響音を低減できます。

騒音値は55㏈から40㏈まで低減

今回使用した吸音パネルは500㎐以上の周波数帯を吸音することができる、「一人静タイプA」です。室外機は低い周波数帯が出ていることがありますが、今回の案件では500㎐以下の周波数帯で50㏈以上出ておらず、スペースも限られていて、分厚いパネルが使用できなかったため、タイプAを選定いたしました。

一人静タイプAは1m×2mのサイズで重量が16㎏なので、男性2人いれば安全に作業をすることができます。設置は鋼材やアルミのフレームを室外機の基礎コンクリートにアンカー止めをして、パネルをフレームにはめ込んでいきます。室外機等の機械は熱がこもってしまう場合があるので、パネルを室外機から離して設置をしました。

さらに、防音壁は板金加工したスチールの板でパネルを挟み込み、防音壁に角度をつける施工もできます。音は円心状に広がるので垂直の防音壁ですと隣の2階の部屋へ音が届いてしまいますが、角度をつけることで、2階に届く音を吸音し遮ることができます。結果、騒音値は55㏈から40㏈まで下げることができました。

配管の切り欠きなど現場合わせが可能です!!

また、現場によって配管などの切り欠きが必要になる場合は、電動のこぎりやホールソーでカットできます。カットした部分は端面がむき出しなので、劣化防止のためアルミテープやパテで保護をする必要があります。パネルとパネルの隙間は専用のHワクがありますが、空いてしまう場合はシールコーキング材で埋めていただくことで音漏れを軽減できます。

パネル単体は風加重や曲げ強度など計測しておりますが、実際の設置時には鋼材の強度が大切となります。鋼材は風を受けても曲がらない強度、基礎にしっかりと固定をする必要があります。

工場の機械騒音だけではなく、静科は室外機等の防音対策の実績もございます。騒音対策・防音対策はご遠慮なく静科にご相談くださいませ。

板金加工した板で挟んで角度をつけています。