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株式会社静科

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    排気口用のサイレンサーを制作中!~空気の流れを妨げることなく音を低減

    こんにちは!ソリューション事業部のTです!

    最近は雨の日が増えて、傘の出番が増えてきましたね。長年使っている傘だと雨を弾かなくなってきてしまい内側に浸水ってのもあるので傘の状態は今うちにチェックしておきたいところですね!

    現在、サイレンサー制作中!!

    私はまだ、製造研修中で製品を作ったりすることが多いのですが、最近は名古屋の会社に納品予定の排気口のサイレンサーを制作しています。

    吸気口・排気口の騒音でお悩みの方は意外と多く、その原因の多くは空気が排気管に当たる時の音が反射して発生している音であったり、空気が外に出る時の音が多いです。

    それを解決するためには、

    • 空気が当たってしまう排気管を弊社の防音パネルに変える。
    • 空気の出口に弊社のパネルで作ったサイレンサーを取り付ける。

    この2つの方法があるのですが、基本的には後者の依頼の方が多いですね。

    今回のサイレンサーの構造! 

    今回のサイレンサーの構造は、写真①でも分かるようにカクカクしています。中央に2本の排気口がくるのですが、この構造ですと排気口から当たった空気が壁に当たって音が出ると思ったかたもいるかもしれません。

    しかし、弊社の吸音パネルは音の反射を防ぐことが出来ますので、空気が壁にあって音が出たとしてもしっかりと低減できるのです。

    そして、流れた空気は横の穴から音を低減しながら進んでいきます。なので、空気の流れを妨げることなく音を低減することができます。

    今回のサイレンサー作りは正直大変でした、このサイレンサーを作るためには今まで教わった技術を全て使わなければ作ることはできません。サイレンサー作りでは自分の苦手な作業を克服するいい機会だったと思います。

    そのおかげで前よりは上手く製品を作れるようになりました。研修期間は6月いっぱいで終わってしまいますが、それまでにもっと1つ1つの作業を丁寧に、正確にやれるように精進いたします!

    弊社はどんな音の騒音でもお客様に合わせた形で防音対策をすることが出来ます。

    音についてのお悩みはお気軽に静科にお問い合わせ下さいませ。

    写真①:排気口の形状に合わせて加工