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騒音測定時のキーワード~周波数の重み付け特性(A特性、C特性、Z特性)

2018-06-21 ブログ

製造部②です。

先日行われたワールドカップ初戦、日本がコロンビアに2-1で勝利しましたね!相手の退場などラッキーな面もありましたが、これでグループリーグ突破に向け大きく前進したと思います。残りのセネガル戦、ポーランド戦で勝ち点を取って、是非決勝トーナメントまで進んで欲しいです。

さて、今回は、騒音測定時によく使われるキーワード「周波数の重み付け特性」についてお話したいと思います。

周波数の重み付け特性

騒音の測定には音圧レベルの絶対測定が必要となるのですが、聴覚感度は周波数によって異なるため、単純に音圧の実効値を測定するだけでは聴感的な音の大きさを表すことはできません。例えば、同じ音圧レベルの音でも低音域と高音域では感覚的な音の大きさに差があります。そこで、必要となってくるのが周波数の重み付け特性となります。

3種類の特性(A特性、C特性、Z特性)

周波数の重み付け特性にはA特性、C特性、Z特性の3種類があります。騒音計測定器を使用したことのある方は設定画面などでこの文字列を見たことがあるかもしれません。

中でも騒音測定でよく利用されるのがA特性です。A特性で測定した値は、人間の感じる音の大きさの感覚に比較的近いことがわかっており、騒音などの評価には日本だけでなく国際的にもA特性が使われています。人間の聴覚は、約1000 Hz以下になってくると徐々に感度が下がり、20 Hzを下回ると聞こえなくなると言われています。同様に周波音を高くしていった場合についても、徐々に感度が下がり、個人差もありますが20000 Hzを上回ると聞こえなくなると言われます。機械による測定では、この人間の感覚に相当する概念がないため、人間に聞こえない低周波から、高周波までを正確に計測することができます。しかし、あくまで人間が聞こえなければ音(騒音)として成立しない、といった条件が前提としてある場合については、このA特性を用いて評価することが求められます。

一方、Z特性は周波数補正のない平坦な特性を表します。測定した値になにも補正をかけないFLATなデータとなり、音圧レベルの測定や騒音計の出力を周波数分析する場合などに利用します。

C特性もZ特性同様、ほぼ平坦な特性ですが、Zと比べると31.5Hz以下の低い周波数成分と8kHz以上の高い周波数成分の影響を小さくした測定となります。不要な低い周波数成分や高い周波数成分の多い音の音圧レベルの測定にはC特性を使用します。

これら3種類の特性(補正)を使い分けることでよりわかりやすい数値データを得ることができます。

 

弊社でも騒音測定する際には、この特性を使い分けしてデータの解析など行っております。環境計量士による現場の騒音調査依頼等も随時承っておりますので、もし音のことで何かお困りのことがあればお問い合わせフォームや電話などでお気軽にご相談ください。

 

 

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