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既存工場壁に低周波型吸音パネルを施工@川崎市

 こんにちは、ソリューション事業部です。今回は既存の工場壁に防音パネルを取り付けた施工事例ができましたのでご紹介をさせていただきます。工場で発生する機械音が近隣に聞えるということなので、対策をおこないました。工場の壁が薄いため、直接の機械の騒音が透過してしまう問題点がありました。機械が非常に大きいため、機械自体を囲うことが困難なこともありましたので、今回は工場壁に低音吸音パネルタイプLを取り付けることを提案いたしました。また、工場の外だけでなく、工場内の反響音も低減できますので、現場で働く従業員の方にも騒音対策が可能となります。

 

 壁に防音パネルを取り付ける方法はいくつかありますか、工場壁の構造によって相性があります。例えば、中高音域吸音パネルのタイプAを壁に取り付けるのであれば、㎡当たり8kgなのでマグネットや強力な粘着テープ(あくまでも一例です)での取り付けも検討できます。低音吸音パネルの一人静タイプLは㎡当たり15kgあるため、上記方法が厳しい可能性がありますのでパネル越しに穴をあけ、壁にボルト止めする方法があります。賃貸や壁を傷つけたくない場合はマグネット方式、長期間設置や安全性を高める場合はボルト止めがおススメです。

 今回は既存の工場壁に防音壁を取り付けましたが、直接工場壁に取り付けるのではなく、工場を支える鋼材にパネルを取り付けました。というのも、工場壁がスレート(鉄の波板1.5㎜程度)のため、壁に直接つけてしまうとボルト穴から音が漏れてしまう可能性があります。また、移転やメンテナンスなどでパネルを外そうとする場合も壁の穴が大きくなる懸念がありました。工場梁が強度を持っていたので、梁を補強しつつパネルを取り付けることで穴あけやメンテナンスの問題をクリアしました。取り付け自体は事前に壁の採寸を行い、弊社工場で加工した上で現場に納品し取り付けを行いました。現場によっては複雑な機械の配線やでっぱりがあるため、この部分は現場での切り欠きを行い隙間がないように合わせました。現場合わせの為、隙間が生じることもありますが、その場合はコーキング材などで隙間を埋めます。隙間からの音漏れは面積から見たらわずかでも、意外に軽視できません。結果として、吸音パネル取り付け後で約15db程度の低減ができました。

 弊社では防音対策前に騒音測定を行い、騒音源に効果の高い防音パネルを選定させていただきます。工場内の防音対策は、基本不燃認定を取得していないと建築基準法や消防法に抵触してしまう恐れがあります。当社では現場の確認を行ったうえで対策を検討しておりますので、騒音でお悩みがありましたら「お問い合わせ」よりご相談くださいませ。

 

施工前

取り付け方

 

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