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株式会社静科

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    町田市トライアル発注認定制度にSSPが認定されました

    平素より格別のご高配誠にありがとうございます。この度、弊社音響用吸音パネルSHIZUKA Stillness Panelが東京都町田市の「町田市トライアル発注認定制度」に認定されました。「町田市トライアル発注認定制度」とは町田市が中心となり独創的な製品やサービスを積極的に取り上げ、効果の実証や検証を行う制度になります。現在SHIZUKA Stillness Panelは個人のオーディオユーザーやプロのマスタリング関係者に使用されておりますが、この効果をコンサートホールや集会場に活用できないか、と思い応募を致しました。

     音響向けの吸音パネルが公共施設にどう役立つか?と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、あらゆる年代の人にも使いやすい施設を目指すには音の聞こえ方を調整しないといけません。音の聞こえ方は年齢とともに衰えていきます(いわゆる耳が遠くなる、現象です)。既存の建物には吸音材が設置されていないので、反響音が響き渡り相手が何を言っているかわからない状況になってしまいます。音をコントロールすることは音楽や専門的な分野だと思われがちですが、日常生活で反響を抑えることで会話のしやすい環境にできます。

     また、この分野は公共施設だけでなく、今後増え続けるであろう高齢者施設にも応用できます。認知症の要因にもなっているのがコミニケーションの不足です。このコミニケーション不足も声の聞こえにくさに起因しております。建物のそのもののバリアフリー化は進んでおりますので、音のバリアフリー化も同時に検討していく必要があります。ほかにもマンションや町中に増えていく託児所、保育園も室内に吸音対策を施すことで外に漏れる音が軽減することが最近の大学での研究でわかっております。保育園には小中高学校にと異なり、音の目安がありません(残響時間)。そのため、音が響きやすい環境になりがちになります。少子高齢化の現在、子供は地域全体で育てていく必要があり、東京都では子供の声は騒音から除外することが条例で決まっています。しかし、条例で「騒音区分」から外しただけで、声が聞こえなくなることではありません。近年は様々なライフスタイルが存在するため、昼間に寝ているときの子供の声が煩わしく感じることも事実です。地域全体で育てていくためにも保育園事業者での防音対策検討も必要となります。

     静科では実証を繰り返し、音の社会問題解決を目指しております。今回のトライアル認定をきっかけに、新しいライフスタイルの検討を進めてまいります。