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株式会社静科

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    DIYで車内ロードノイズの低減化計画

     こんにちは、ソリューション事業部です。

     

     今回は車の静音化対策をご紹介いたします。以前はDIYで車内のオーディオ環境をよくするために一人静Espritを紹介しましたが、他にもロードノイズ対策でも有効です。ロードノイズとは、車の走行時に発生する音です。単に音といっても、例えば風切り音や車外の音、エンジンなどの振動音、障害物追加時の音などがあげられます。この中で、エンジンなどの振動は制振材など柔軟性があるが重量のある素材を使用するため車全体の重量が上がる可能性がありますのでいきなりの対策ではあまりおススメできません。最初に行うようであれば、軽量な素材で構成されている吸音材でのDIYをおススメ致します。また、振動は低音域で体感で感じやすいですが、人間の耳に感知しやすい風切り音や車外の騒音を低減させることで全体的な騒音がスッキリします。

     取り付け箇所は天井部分、床部分がおススメです。車内シートを外し、内部にを取り付けることで吸音材の効果を上げることができます。床から聞こえる道路通過時の騒音は振動のような低音や高音が混ざっています。この高音を抑えることで車内で話やすくなったり、音楽も聞こえやすくなります。一般的な吸音材に比べ、芯材が入っているので、床に取り付けても踏み心地が安定しております。また、天井は車外の騒音が内部に入ってくる場合に軽減できます。自動車窓は音を吸収せず反射しますので内部に侵入した音は消えずに反射しながら音が残ります(反響音、残響といいます)。この反響音を緩和します。車内の反響音が緩和されることで、カーオーディオにも有効な効果を発揮します。ライブ会場では一般的な建物よりも反響を抑えることで会場のどの部分でも一定の音が楽しめるように設計されております。自動車内も同じように反響を抑えることで車内の音楽環境を変えることができます。

     一人静Espritはスポンジ状で構成されていて、カッターでの切断ができます。また、背面に接着シールがついているので、剥離紙を剥がしていただければそのまま躯体に取り付けができます。鉄道車両試験の難燃材認定を受けており、耐熱温度は70℃までになりますので、温度が上昇する部分への取り付けは避けてください。Amazonからの購入が可能です。また、無料のサンプルは弊社で手配できますので、ご興味のある方はお問い合わせよりご相談くださいませ。