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株式会社静科

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    2016-01-12

    室内用の調音・吸音パネルを自作・DIYで製作する方法

    こんにちわ、ソリューション事業部です。今日はホームセンターで購入できるモノと組み合わせた、お室内用の自作調音・吸音パネルのDIY方法をご紹介いたします。

    聴く音楽に合わせた吸音材選び

    素材さえ手に入ればちょっとの労力でオリジナルの吸音材・パネルができます。ホームセンターではPB(プライベートブランド)製品もありますので、コスト優先か品質優先かによって仕様がかわりますので、この点はご注意ください。

    現在弊社製品は、AmazonにてEspritEsprit Lifeを販売しておりますので、この機会にぜひご利用くださいませ。なお、は主に高音域系の吸音、は中高音域の吸音が可能です。聴く音楽に合わせて吸音材を選んでいただくと、室内音響の調整が可能です。

    弊社製品「一人静Esprit」を使用した場合

    今回は裏面に接着シールがついており、カッターでも加工ができる一人静Espritを使用した例でご紹介いたします。吸音材をホームセンターで販売している合板に取り付けるだけで、自作の吸音パネルが完成です。

    ホームセンターによってはカットもしてもらえます
    ホームセンターによってはカットもしてもらえます

    オーディオの背面などに吸音材を壁から離れて設置する場合は、吸音材を透過した音が壁に反射してフラッターエコーが発生する可能性があります。それを軽減させるためには、合板に張り付けて背面に設置すると効果的です。

    表面の色が部屋の雰囲気と合わない場合は、オーディオで使用されるサランネット、もしくは通気性のある布生地を表面に使用してみてください。布と吸音材の間に接着剤を使用すると吸音性能が落ちますので、ピンなどで止めると効果的です。

    壁紙を傷つけない両面テープがおすすめです

    室内反響音を軽減させるために吸音材を直接壁に貼ると、剥がすときに壁紙が破れる恐れがあるため、そんな時には壁紙を傷つけない両面テープを選んでいただくとよいと思います。また、最近では『壁美人』という壁にホッチキスをつけて金具を取り付けられる製品もあります。これらを活用していただければ、ご自分の部屋の音響も上手く調整することができます。

    両面テープは単品で購入可能
    両面テープは単品で購入可能

    なお、弊社にはオーディオ・音響環境専用の吸音パネルもございますので、マスタリングやオーディオの音質をさらに向上させたい方は、ぜひ下記製品をご活用くださいませ。

    関連ページ:SHIZUKA Stillness Panel~オーディオ・音響環境専用吸音パネル

    DIYによるコストメリットは大きいです

    コストですが、調音・吸音パネル「一人静Esprit」が300mm×600mmのサイズで4,190円になります。合板910mm×910mmで1,000円の場合、Espritは5枚必要ですので、合計20,950円+1,000円=21,950円となります。

    市販品が50,000~70,000円程度の市場では、DIYによるコストメリットは大きいです。刃物を使う際にはくれぐれもお気をつけください。