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防音材を使わずに遮音する方法。湿度・温度による遮音効果

2015-12-07 ブログ

音の遮音には、遮音シートだけではなく湿度や温度も影響します。例えば、温度が0℃で湿度30%の場合は、500Hz部分が1km離れているところで3.73db遮音できますが、同じ周波数で20℃、湿度30%の場合は2.52dbの遮音となります。周波数が高いほど湿度・温度の影響を受けます。なお、すべて1km離れたところと想定しております。

 周波数Hz 湿度30% 湿度50% 湿度90%
500 0℃ 3.73db 2.08db 1.45db
 20℃ 2.52db 2.73db 2.71db
 1000 0℃ 12.7db 6.83db 3.66db
 20℃ 5.01db 4.66db 5.30db
 4000 0℃ 69db 71db 43.2db
 20℃ 48.5db 29.4db 20.2db

これで見ると、4000Hzという高い音域は同じ温度でも湿度が違うだけで20db以上の差が生じます。4000Hz、温度0℃・湿度30%ですと遮音性能が70db以上ですが、厚さ150mm程度のコンクリートの壁があるようなものです。例えば工事現場の音が1km先の家だと、秋には聞こえていた騒音が、冬には聞こえなくなる可能性があるのです。ただし低周波(周波数100Hz以下)は温度・湿度の影響をほぼ受けません。