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株式会社静科

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    2022-01-21

    GHP(ガスヒートポンプ)の騒音対策~低周波用「一人静タイプL」を使用した防音壁・カバー・ボックスが有効

    皆さんこんにちは。ソリューション事業部のIです。年が明けてから初めての投稿になります。今年もよろしくお願いいたします。

    さて、今回ご紹介いたしますのはGHP(ガス・ヒートポンプ室外機)の騒音対策についてです。最近特にお問い合わせが多いものですので、ぜひ最後までお読みくださいませ。

    GHPとはなにか

    GHPとは「ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコン」の略で、冷暖房設備のことです。室外機のコンプレッサーをガスエンジンで動かして、ヒートポンプによって冷暖房を行います。節電や暖房の性能は良い点があるのですが、パワフルさ故に騒音に関するご相談が多くなっております。GHPは家庭用だけでなく銀行や保育園など、様々なところで使われているためご相談される方も様々です。そのため対策方法も多岐にわたります。

    GHPの対策方法

    GHPの騒音は低周波が出ていることが多くあります。そこで弊社製品「一人静タイプL」(厚さ66㎜ 重さ10kg/㎡)での対策が検討できます。内部の4層構造による優れた吸音構造が特徴で、同じ厚さ・重さの防音材と比べても格段の違いが現れています。「一人静タイプL」は低音から高音まで吸音し、一枚のパネルで吸音・遮音の性能があります。広範囲の吸音性能を持っているので、様々な音域を発するGHPのような室外機だけでなく発電機や大型の機械にも対応可能で、囲うことにより防音対策が有効です。

    従来の防音材ですと、吸音層が湿気に弱いグラスウールやウレタンが一般的だったため、屋外での対策には不十分でした。しかし「一人静 タイプL」は吸音層が発泡樹脂のため湿気に強く、屋外での対策も可能となっております。

    対策方法としてはサイズが大きいものですと防音壁を設置、家庭用サイズですと防音カバーの設置が考えられます。防音壁は前面に設置するものからコの字型でGHPを囲うものまで様々です。また防音カバーもサイズや設置方法など様々ありますので、お客様のご予算や環境に合わせて対策を検討させていただいております。

    今回は最近お問い合わせが多い、GHPについて対策方法などご紹介させていただきました。騒音源がGHPと分からず、生活している中で低音が気になるということでご相談いただくこともあります。低周波によって健康被害をもたらすこともありますので、騒音に関してなにかお悩みがございましたら、ぜひ一度お問い合わせくださいませ。弊社HPの「騒音相談・お見積りはこちら」のボタンからお問い合わせいただくことも可能です!